所沢市議会 > 2022-11-25 >
12月02日-01号

  • "インターネット"(/)
ツイート シェア
  1. 所沢市議会 2022-11-25
    12月02日-01号


    取得元: 所沢市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-06
    令和 4年 12月 定例会(第4回)               ◯招集告示所沢市告示第566号 令和4年所沢市議会第4回定例会を次のとおり招集する。   令和4年11月25日                           所沢市長  藤本正人                    記 1 期日  令和4年12月2日 2 場所  所沢市議会議場     -------------------------               ◯応招・不応招議員令和4年第4回定例会 応招議員    1番  矢作いづみ議員      2番  天野 敦議員    4番  佐野允彦議員       5番  石原 昂議員    6番  城下師子議員       7番  小林澄子議員    8番  平井明美議員       9番  末吉美帆子議員   10番  長岡恵子議員      11番  大石健一議員   12番  入沢 豊議員      14番  植竹成年議員   15番  川辺浩直議員      16番  亀山恭子議員   17番  粕谷不二夫議員     18番  青木利幸議員   19番  島田一隆議員      20番  石本亮三議員   21番  荻野泰男議員      22番  杉田忠彦議員   23番  谷口雅典議員      24番  西沢一郎議員   25番  福原浩昭議員      26番  村上 浩議員   27番  中 毅志議員      28番  大舘隆行議員   29番  松本明信議員      30番  越阪部征衛議員   31番  浅野美恵子議員     32番  中村 太議員   33番  秋田 孝議員 不応招議員  なし  令和4年  第4回       埼玉県所沢市議会会議録第1号  定例会-----------------------------------議事日程(第1号)令和4年12月2日(金曜日) 午前11時30分 開会・開議・午後3時27分 散会    ◯議会運営委員長報告      議会運営委員長 末吉美帆子議員日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 会期の決定日程第3 仮議長の選任を議長に委任する件日程第4 感謝状の件    ◯諸報告    ◯請願報告    ◯市長提出議案の報告日程第5 議案第73号から議案第101号まで      市長提案理由の説明       藤本市長      議案の説明       鈴木経営企画部長       市川総務部長       越智会計管理者       田中市民部次長       前田福祉部長       町田こども未来部長       瀬能健康推進部長       並木環境クリーン部長       鈴木産業経済部長       埜澤街づくり計画部長       遠藤街づくり計画部所沢西口まちづくり担当理事       肥沼建設部長       千葉教育総務部長       当麻財務部長       林 市民医療センター事務部長       磯 上下水道局長日程第6 認定第1号から認定第10号まで      決算特別委員長報告       決算特別委員長 大舘隆行議員      質疑      討論      採決日程第7 決算特別委員会の廃止の件日程第8 常任委員長報告(特定事件)      総務経済常任委員長 亀山恭子議員      健康福祉常任委員長 石原 昂議員      建設環境常任委員長 杉田忠彦議員      質疑日程第9 広聴広報委員長報告      広聴広報委員長 浅野美恵子議員     -------------------------本日の出席議員  30名   1番   矢作いづみ議員      2番   天野 敦議員   4番   佐野允彦議員       5番   石原 昂議員   6番   城下師子議員       7番   小林澄子議員   8番   平井明美議員       9番   末吉美帆子議員  10番   長岡恵子議員      11番   大石健一議員  14番   植竹成年議員      15番   川辺浩直議員  16番   亀山恭子議員      17番   粕谷不二夫議員  18番   青木利幸議員      19番   島田一隆議員  20番   石本亮三議員      21番   荻野泰男議員  22番   杉田忠彦議員      23番   谷口雅典議員  24番   西沢一郎議員      25番   福原浩昭議員  26番   村上 浩議員      27番   中 毅志議員  28番   大舘隆行議員      29番   松本明信議員  30番   越阪部征衛議員     31番   浅野美恵子議員  32番   中村 太議員      33番   秋田 孝議員欠席議員      1名  12番   入沢 豊議員地方自治法第121条の規定による説明のための出席者 市長  藤本正人  市長           中村俊明  副市長  井上 典  危機管理監        鈴木哲也  経営企画部長  市川博章  総務部長         当麻靖男  財務部長  田中政美  市民部次長        前田広子  福祉部長  町田真治  こども未来部長      瀬能幸則  健康推進部長  並木和人  環境クリーン部長     鈴木明彦  産業経済部長  埜澤好美  街づくり計画部長     遠藤弘樹  街づくり計画部所沢西口まちづくり担当理事  肥沼宏至  建設部長         越智三奈子 会計管理者  平田 仁  上下水道事業管理者    磯  稔  上下水道局長  林  誠  市民医療センター事務部長 教育委員会  中島秀行  教育長          千葉裕之  教育総務部長  江原勝美  学校教育部長午前11時30分開会 出席議員    30名     1番    2番    4番    5番    6番    7番     8番    9番   10番   11番   14番   15番    16番   17番   18番   19番   20番   21番    22番   23番   24番   25番   26番   27番    28番   29番   30番   31番   32番   33番 欠席議員     1名    12番地方自治法第121条の規定による説明のための出席者 市長       副市長      危機管理監    経営企画部長 総務部長     財務部長     市民部次長    福祉部長 こども未来部長  健康推進部長   環境クリーン部長 産業経済部長 街づくり計画部長 街づくり計画部所沢西口まちづくり担当理事 建設部長     会計管理者    上下水道事業管理者 上下水道局長   市民医療センター事務部長 教育長      教育総務部長   学校教育部長 △開会と開議の宣告 ○大石健一議長 皆さん、こんにちは。 出席議員数が定足数に達しておりますので、議会は成立しています。 これより、令和4年所沢市議会第4回定例会を開会します。 直ちに本日の会議を開きます。  -----------------------------議会運営委員長報告大石健一議長 初めに、議会運営委員長の報告を求めます。 議会運営委員長 末吉美帆子議員     〔9番(末吉美帆子議員)登壇〕 ◆9番(末吉美帆子議員) 議会運営委員長報告を申し上げます。 初めに、令和4年第4回定例会の会期日程等の協議のため、11月25日に委員会を開催しましたので、その協議の結果について御報告申し上げます。 会議の冒頭、中村副市長から、今定例会に議案第73号から議案第101号までの29件を提出すること、また、人事案件7件の議案を追加提出する予定である旨の発言がありました。 この発言を受けて、会期日程等について協議した結果、会期は本日12月2日から12月21日までの20日間とすることに決定しました。 次に、閉会中の継続審査案件でありました認定第1号から認定第10号までに対する討論は、3名から通告がありました。 採決の方法については、委員会で多数で決したものは起立採決、その他のものは簡易採決とすることを確認しております。 続いて、議会運営に関する事項等の協議のため、9月は2日間、10月は1日間、11月は3日間、通年会期制の導入に向けた議論のため、委員会を集中的に開催しましたので、その協議の結果について御報告いたします。 初めに、通年会期制の導入についてです。 混乱のない通年会期制の導入とするため、委員会で取りまとめた所沢市議会の通年会期制の概要及び導入に伴う改正例規案並びに通年会期制導入後の議会運営について、執行部に対して意見、要望等を求め、10月28日付で回答がありました。回答内容について協議を行い、幾つかの要望事項のうち、地方自治法第180条の規定に基づく専決処分事項の指定については早急に協議を行うこととし、それ以外に対応が必要となるものについては、今後協議を行うことを確認しました。 次に、去る11月28日に、所沢市議会が考えている通年会期制の在り方の妥当性及び市民参加の観点から、通年会期制の導入プロセスの妥当性について、所沢市議会政策研究審議会に諮問を行い、委員から貴重な御意見をいただいたところです。なお、審議会からの答申は12月19日の予定となっております。 次に、所沢市議会における通年会期制導入について、広く意見を聞き、その参考とするため、令和5年1月21日に議会運営委員会の審査として公聴会を開くことを決定し、今後市議会ホームページや広報ところざわにより周知し、公述人の募集を行ってまいります。 次に、12月定例会の日程についてです。 9月定例会において、通年会期制をイメージした会期日程を試行した項目等について検証を行った結果、12月定例会においても9月定例会と同様に、通年会期制をイメージした会期日程を試行することを確認しました。 一般質問のヒアリングについては、原則として一般質問調査日の3日目までに終えるよう試行すること、また、本会議に係る出席要求については、市長及び副市長は常に出席を求め、それ以外の理事者については、9月定例会と同様に、議案を提出した所管の理事者及び一般質問の答弁予定者の出席を求めることを確認しています。 次に、3月定例会の日程についてです。 例年、3月定例会で先に審議願いたい旨の申入れのある先行審議案件については、通年会期制の導入後は臨時会議における審議とすべきとの整理であることから、先行審議案件については臨時会での対応を求めることとし、3月定例会の開会後は通常の議案の審議を行うこと、また、従来の質疑及び一般質問ではなく、9月定例会、12月定例会と同様に、市長提出議案の採決の後に一般質問を行うことを確認しました。 次に、議案書の配付時期についてです。 これまでは告示日に開催する議会運営委員会における会期日程の決定後に議案書を配付することとしていましたが、今後は議会運営委員会の開会前に事前に配付することを確認し、既に実施しております。 最後に、会議の運営については、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、本会議においては定足数に留意しつつ、各会派において出席議員数を調整すること、会派室において議員はインターネット中継を視聴すること、議案の採決は全議員で行うことを改めて確認しました。 以上で、議会運営委員長報告を終わります。  ----------------------------- △日程第1 △会議録署名議員の指名 ○大石健一議長 それでは、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議規則第86条の規定により、  4番 佐野允彦議員 20番 石本亮三議員を指名します。  ----------------------------- △日程第2 △会期の決定 ○大石健一議長 次に、日程第2、会期の決定についてを議題とします。 今定例会の会期は、本日から12月21日までの20日間としたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○大石健一議長 御異議なしと認め、そのように決定しました。  ----------------------------- △日程第3 △仮議長の選任を議長に委任する件 ○大石健一議長 次に、日程第3、仮議長の選任を議長に委任する件を議題とします。 地方自治法第106条第3項の規定により、この会期中における仮議長の選任を議長に委任願いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○大石健一議長 御異議なしと認め、そのように決定しました。  ----------------------------- △日程第4 △感謝状の件 ○大石健一議長 次に、日程第4、感謝状の件について御報告します。 平井明美議員におかれましては、議員として長きにわたり地方自治の振興発展に功労があったことに対し、このたび総務大臣から感謝状及び記念品が贈られておりますので、私よりこれの伝達を行いたいと思います。 それでは、平井議員には演壇前にお進みいただきたいと存じます。     〔8番(平井明美議員)演壇前へ、議長、下記の感謝状を朗読の上、記念品とともに伝達する〕(拍手起こる)     感謝状 埼玉県所沢市 平井明美殿 あなたは35年以上の長きにわたり市議会議員として地方自治の振興発展に寄与され、住民福祉の向上に尽くされた功績は誠に顕著であります。よって、ここに深く感謝の意を表します。 令和4年10月24日                             総務大臣 寺田 稔  -----------------------------
    △諸報告 ○大石健一議長 次に、諸報告を行います。 市長から1件、監査委員から1件の報告がありましたので、その写しを配信しましたから、御了承願います。  ----------------------------- △請願の報告 ○大石健一議長 次に、請願の報告を行います。 請願で受理したものは、配信しました文書表のとおり所管委員会に付託しましたので、報告します。 〔参照〕-請願文書表-  ----------------------------- △市長提出議案の報告 ○大石健一議長 次に、市長から議案の提出がありましたので、事務局長に報告させます。     〔事務局長朗読〕                              所文第101号                              令和4年12月2日  所沢市議会議長 大石健一様                             所沢市長 藤本正人      議案の提出について  令和4年所沢市議会第4回定例会に別紙のとおり議案を提出します。       令和4年所沢市議会第4回定例会議案件名表議案第73号 令和4年度所沢市一般会計補正予算(第7号)議案第74号 令和4年度所沢市所沢都市計画事業狭山ケ丘土地区画整理特別会計補正予算(第2号)議案第75号 令和4年度所沢市所沢都市計画事業所沢西口土地区画整理特別会計補正予算(第1号)議案第76号 令和4年度所沢市水道事業会計補正予算(第3号)議案第77号 令和4年度所沢市下水道事業会計補正予算(第1号)議案第78号 令和4年度所沢市病院事業会計補正予算(第3号)議案第79号 所沢市個人情報の保護に関する法律施行条例制定について議案第80号 所沢市議会の議員及び所沢市長の選挙における選挙運動用自動車の使用等の公営に関する条例の一部を改正する条例制定について議案第81号 所沢市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例制定について議案第82号 所沢市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例等の一部を改正する等の条例制定について議案第83号 所沢市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例及び所沢市常勤の特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例制定について議案第84号 所沢市一般職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例制定について議案第85号 所沢市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について議案第86号 所沢市手数料条例の一部を改正する条例制定について議案第87号 所沢市建築・開発関係手数料条例の一部を改正する条例制定について議案第88号 所沢市寿町駐車場の指定管理者の指定について議案第89号 住民異動受付支援システム用機器の取得について議案第90号 訴えの提起について議案第91号 市道路線の認定について議案第92号 市道路線の認定について議案第93号 市道路線の認定について議案第94号 市道路線の認定について議案第95号 市道路線の認定について議案第96号 市道路線の認定について議案第97号 市道路線の廃止について議案第98号 市道路線の廃止について議案第99号 市道路線の廃止について議案第100号 市道路線の廃止について議案第101号 市道路線の廃止について  ----------------------------- △日程第5 △議案第73号から議案第101号まで ○大石健一議長 次に、日程第5、議案第73号から議案第101号までを一括議題とします。 〔参照〕-市長提出議案-  ----------------------------- △市長提案理由の説明 ○大石健一議長 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。 藤本市長     〔藤本正人 市長 登壇〕 ◎藤本市長 本日ここに、令和4年所沢市議会第4回定例会を招集申し上げましたところ、議員各位におかれましては、御健勝にて御参集賜り、厚く御礼申し上げます。 併せて、市政伸展のため、当面する市政の諸課題について御審議いただきますことに厚く御礼申し上げます。 さて、去る11月、エジプト・アラブ共和国において国連気候変動枠組条約締約国会議、COP27が開催されました。私は、世界首長誓約から日本における環境先進都市の首長代表として要請され、現地へ赴き、本市の脱炭素への取組事例や自治体として気候変動対策をリードしていく姿勢を世界に向けて発信してまいりました。正味2日間の滞在でありましたが、EUパビリオンジャパンパビリオンで行われた3つの会議でスピーチをし、まずは任務を果たすことができたと感じております。 世界各地で排出されるCO2によって、先進国もそうでありますが、発展途上国はさらに甚大な被害に苦しんでおりました。鍵といわれる2030年まで、勝負できる時間はあと7年、未来の子供たちのために私たち大人が問われております。次世代への責務を果たしたいと覚悟しております。 それでは、今定例会に御提案申し上げます諸議案につき、主なものについて順次御説明申し上げます。 初めに、議案第73号「令和4年度所沢市一般会計補正予算(第7号)」でありますが、物価高騰などの影響を受けている若者や子育て世代を応援するため、各家庭へデジタルギフトなど2万円分を支給する若者応援事業、若者というのは16歳から18歳の未来へということでありますが、それと子育て家庭応援事業に係る経費を計上し、また、児童福祉施設等における感染拡大防止等対策事業放課後児童クラブに対してでありますが、等に係る経費をお願いするものであります。 この結果、補正予算額は67億6,945万6,000円の増額となりまして、補正後の予算総額は1,237億2,362万5,000円となります。補正予算の財源は、地方交付税、国庫支出金、県支出金などであります。 また、予算第2条で継続費の補正、第3条で繰越明許費の補正、第4条で債務負担行為の補正、第5条で地方債の補正をお願いしています。 次に、議案第74号「令和4年度所沢市所沢都市計画事業狭山ケ丘土地区画整理特別会計補正予算(第2号)」は、給与費など328万円を減額するものであります。 次に、議案第75号「令和4年度所沢市所沢都市計画事業所沢西口土地区画整理特別会計補正予算(第1号)」でありますが、所沢駅西口土地区画整理事業などに係る経費として7,276万9,000円の追加をお願いするものです。 次に、議案第76号「令和4年度所沢市水道事業会計補正予算(第3号)」は、債務負担行為2件の追加をお願いするものです。 次に、議案第77号「令和4年度所沢市下水道事業会計補正予算(第1号)」でありますが、下水道管渠布設事業に係る経費として2,219万5,000円の追加をお願いするものです。 次に、議案第78号「令和4年度所沢市病院事業会計補正予算(第3号)」でありますが、光熱水費として1,050万円の追加をお願いするものです。 続いて、条例その他の議案について説明をいたします。 初めに、議案第79号「所沢市個人情報の保護に関する法律施行条例制定について」でありますが、個人情報の保護に関する法律の一部改正に伴い、同法の施行に関し必要な事項を定めるものです。 議案第80号「所沢市議会の議員及び所沢市長の選挙における選挙運動用自動車の使用等の公営に関する条例の一部を改正する条例制定について」でありますが、公職選挙法施行令の一部改正に伴い所要の改正を行うものです。 議案第81号「所沢市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例制定について」でありますが、人事院勧告に鑑み、特定任期付職員の給与について所要の改正を行うものです。 議案第82号「所沢市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例等の一部を改正する等の条例制定について」でありますが、地方公務員法の一部改正に伴い、職員の定年などに関し所要の改正を行うものです。 議案第83号「所沢市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例及び所沢市常勤の特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例制定について」でありますが、特別職の職員の期末手当について、現下の経済・雇用情勢、国・県の動向、一般職員との均衡などを総合的に勘案し所要の改正を行うものです。 議案第84号「所沢市一般職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例制定について」でありますが、人事院勧告に鑑み、職員の給与について、また、地方公務員法の一部改正に伴い、職員の定年等について所要の改正を行うものです。 議案第85号「所沢市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について」でありますが、国民健康保険税の賦課限度額について所要の改正を行うものです。 次に、議案第86号「所沢市手数料条例の一部を改正する条例制定について」でありますが、個人番号カードの交付を促進するため、多機能端末機による証明書等の交付手数料について所要の改正を行うものです。 議案第87号「所沢市建築・開発関係手数料条例の一部を改正する条例制定について」でありますが、都市の低炭素化の促進に関する法律施行規則などの一部改正に伴い所要の改正を行うものです。 議案第88号「所沢市寿町駐車場の指定管理者の指定について」でありますが、令和4年度で指定期間が終了する所沢市寿町駐車場の指定管理者の指定について、議会の議決をお願いするものです。 議案第89号「住民異動受付支援システム用機器の取得について」でありますが、いわゆる書かない窓口の推進に対する取得案件でありますが、住民異動受付支援システムに必要な機器を取得するため、議会の議決をお願いするものです。 議案第90号「訴えの提起について」でありますが、市営住宅の家賃の滞納等に関する訴えを提起するため、議会の議決をお願いするものです。 最後に、議案第91号から議案第101号までは、市道路線の認定及び廃止をお願いするものであります。 以上、本定例会に御提案いたしました諸議案の概要につき御説明申し上げたところでありますが、議員各位におかれましては、何とぞ慎重御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。  ----------------------------- △議案の説明 ○大石健一議長 次に、上程議案に対し、担当者の説明を求めます。 初めに、鈴木経営企画部長鈴木経営企画部長 それでは、経営企画部所管の議案につきまして御説明申し上げます。 議案第73号「令和4年度所沢市一般会計補正予算(第7号)」の歳出予算説明書の50ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー1の12ページを御参照ください。 大容量ファイル送受信サービス利用事業でございます。歳出予算説明書50ページ中段の2款総務費、08情報化推進費、11節役務費、02手数料追加46万2,000円でございますが、本事業は、平成29年度から利用してきた埼玉県情報セキュリティクラウド共同運営事業における大容量ファイル送受信サービスが令和5年3月31日で終了するため、令和5年度から新たなサービスを利用できるよう、令和4年度中に初期設定作業を行うものでございます。 次に、恐れ入りますが、前に戻っていただきまして、予算書の8ページをお願いいたします。 債務負担行為補正でございます。 1行目の大容量ファイル送受信サービス使用料でございますが、ただいま御説明いたしました大容量ファイル送受信サービス利用事業の使用料につきまして債務負担行為をお願いするものでございます。 期間及び限度額につきましては、記載のとおりでございます。 続きまして、歳出予算説明書の52ページをお願いいたします。 中段にございます2款総務費、05男女共同参画センター費、10節需用費、07光熱水費追加25万円でございますが、電気料金の値上げ及び燃料費調整額の高騰などにより、男女共同参画推進センターふらっとの光熱水費に不足が生じることから、追加をお願いするものでございます。 経営企画部所管の議案の説明は、以上でございます。  ----------------------------- △休憩の宣告 ○大石健一議長 上程議案に対する担当者の説明の途中ですが、暫時休憩します。午前11時54分休憩  -----------------------------午後1時0分再開 出席議員    30名     1番    2番    4番    5番    6番    7番     8番    9番   10番   11番   14番   15番    16番   17番   18番   19番   20番   21番    22番   23番   24番   25番   26番   27番    28番   29番   30番   31番   32番   33番 欠席議員     1名    12番地方自治法第121条の規定による説明のための出席者 市長       副市長      危機管理監    経営企画部長 総務部長     財務部長     市民部次長    福祉部長 こども未来部長  健康推進部長   環境クリーン部長 産業経済部長 街づくり計画部長 街づくり計画部所沢西口まちづくり担当理事 建設部長     会計管理者    上下水道事業管理者 上下水道局長   市民医療センター事務部長 教育長      教育総務部長   学校教育部長 △再開の宣告 ○大石健一議長 再開します。 休憩前に引き続き、会議を進めます。  ----------------------------- △議案の説明(続き) ○大石健一議長 上程議案に対する担当者の説明を続けます。 それでは、市川総務部長 ◎市川総務部長 それでは、総務部所管の議案につきまして御説明申し上げます。 説明の順序でございますが、初めに、条例改正、次に、補正予算の順で御説明させていただきます。 それでは、議案第80号「所沢市議会の議員及び所沢市長の選挙における選挙運動用自動車の使用等の公営に関する条例の一部を改正する条例制定について」をお願いいたします。 併せまして、議案資料ナンバー1の85ページと86ページからの新旧対照表を御参照ください。 本案は、所沢市議会議員の選挙及び所沢市長の選挙における選挙運動の際の公営に要する経費の限度額引上げについて、公職選挙法施行令の一部が改正されたことに伴いまして、国の改正に準じ所要の改正を行うものでございます。 改正内容といたしましては、選挙運動用自動車の使用、選挙運動用ビラの作成及び選挙運動用ポスターの作成の公費の負担限度額を引き上げるものでございます。 条例の施行につきましては、公布の日からとするものでございます。 次に、そのほかの議案の基となる内容がございますので、議案第82号を先に御説明申し上げます。 「所沢市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例等の一部を改正する等の条例制定について」をお願いいたします。 併せまして、議案資料ナンバー1の93ページ以降と95ページからの新旧対照表を御参照ください。 本案につきましては、地方公務員法の一部改正に伴い、職員の定年の引上げ等をするため所要の改正を行うとともに規定の整備を行うものでございます。 まずは、制度全体の概要について御説明をさせていただきますので、議案資料ナンバー1の113ページ、定年延長制度についてを御覧ください。 まず、1の定年年齢の段階的引上げの項目を御覧ください。現行では原則60歳となっております定年年齢を、令和5年度から2か年度に1歳ずつ引き上げ、令和13年度以降は定年年齢を65歳とするものでございます。 次に、2はいわゆる役職定年制、制度といたしますと管理監督職勤務上限年齢制と称しますが、その導入でございます。これは、定年の引上げによって職員が公務に従事する期間が長くなりましても、組織の新陳代謝を確保し、組織活力を維持するため、管理監督職に就ける上限年齢を60歳とする役職定年制を導入するものでございます。 次に、3の定年前再任用短時間勤務制の導入でございます。定年の引上げにより、60歳以降の職員には健康をはじめとした様々な事情により、多様な働き方へのニーズが高まると考えられることから、60歳に達した後に、定年年齢前に退職した職員について、再任用短時間勤務の職に採用することができる制度を導入するものでございます。 次に、4の情報提供・意思確認制度の新設でございます。定年の引上げによりまして、60歳を節目として、在職中でありながら勤務条件が大きく変わってまいりますので、事前に十分な情報を提供するとともに、その勤務の意思を確認することとするものでございます。 次に、5の定年退職者の再任用に関する経過措置でございます。ここで現行の再任用制度は廃止となりますが、定年年齢の段階的引上げを進める間において、65歳までの雇用ができるよう、現行の再任用制度と同様の制度といたしまして暫定再任用制度を運用するものでございます。 次に、6の給料月額の措置でございますが、定年の引上げに伴いまして、60歳を境に職員の給料月額を直近の7割水準とするものでございます。 その上で、条例改正の主な点について御説明をさせていただきます。 少しお戻りいただきまして、議案資料ナンバー1の95ページからの新旧対照表を御参照願います。 第1条関係では、所沢市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部改正といたしまして、地方公務員法の改正に伴い、引用条項の整備を行うものでございます。 下段の第2条関係では、職員の分限に関する手続及び効果に関する条例に定める降給の種類や降格の事由について、役職定年制等によるものを加えるものでございます。 次の96ページの下段からの第3条関係は、所沢市職員の定年等に関する条例の一部改正でございます。 97ページの第3条で定年を現行の「60歳」から「65歳」とし、第4条から第11条まででは、役職定年制について、その年齢や基準、特例などについて定めております。 101ページの一番下からの第12条でございますが、定年前再任用短時間勤務制について規定をしております。 102ページの下のほうから103ページにかけての附則の改正でございますが、定年年齢をはじめとした経過措置や60歳に達する職員への事前の情報提供等について規定をしております。 104ページの第4条関係では、職員の懲戒の手続及び効果に関する条例の一部改正として、給料月額7割水準となっている職員の取扱いを加えるものでございます。 その下から112ページにかけての第5条関係から第9条関係につきましては、所沢市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例をはじめとした関係条例について、定年前再任用短時間勤務制の導入に伴う引用条項の整備等を行うものでございます。 恐れ入りますが、議案にお戻りいただきまして、15ページの中ほど、第10条にて現行の再任用制度の廃止により条例の廃止をしております。 その下の附則でございますが、第1条で施行期日を令和5年4月1日とし、60歳に達する職員への事前の情報提供等の規定については公布の日からとしております。第2条以降で現行の制度の経過措置や暫定再任用制度について定めるものでございます。 次に、議案第81号「所沢市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例制定について」と3つ先の議案第84号「所沢市一般職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例制定について」は、関連がございますので合わせて御説明を申し上げます。 条例改正の内容を申し上げる前に、本市の給与改定についての考え方等について申し上げます。 本市の職員給与につきましては、従来から人事院勧告を尊重し、国家公務員の給与改定に準じた内容で改定を行ってきたところでございます。 人事院勧告は、社会経済全般の動向、いわゆる情勢適応の原則に基づきまして、民間企業の給与の調査結果を基に、国家公務員の給与を民間給与に均衡させることを基本として行われております。 本年は、民間における賃金の引上げを図る動きを反映いたしまして、本年4月における民間給与が国家公務員給与を平均921円、率にいたしまして0.23%上回っている結果となりましたことから、その較差を解消するために、本年8月8日に人事院から国会及び内閣に対しまして、俸給表の若年層の在職する号俸を中心に、全体で平均0.3%の引上げとともに勤勉手当支給率の年間0.1月分の引上げが勧告されました。 これを受けまして、国においては本年11月11日に国家公務員の一般職の職員の給与に関する法律の改正法案が可決され、人事院勧告に沿った改正が行われております。そこで、本市といたしましても、社会経済情勢や国の改定内容及び近隣市の状況等を勘案いたしまして、人事院勧告に準拠した改定を行うものでございます。 それでは、本案の主な内容について御説明申し上げます。 まず、議案第81号の一般職の任期付職員についてでございます。議案資料ナンバー1の89ページを併せて御覧ください。 ページ中ほどにございます改正概要の(1)給料でございますが、特定任期付職員の給料表につきまして、給料月額の一部を引き上げるものでございます。 次に、(2)期末手当の①令和4年度につきましては、12月支給分を0.05月引き上げ、年間の支給月数を3.3月とするものでございます。 次に、②令和5年度以降につきましては、6月及び12月支給分をともに1.65月とするものでございます。 なお、それぞれの改定の適用期日でございますが、議案資料の各項目にお示しした日から適用するものでございます。 続きまして、91ページを御覧ください。 第1条関係におきまして、給料月額の改正と令和4年12月支給分の期末手当の支給月数の改正を行っております。 その下、次のページにかけての第2条関係におきまして、令和5年度以降の期末手当の支給月数の改正を行っております。 続きまして、議案第84号の一般職員の給与についてでございます。議案資料はナンバー1の119ページを御覧ください。 ページ中ほどにございます改正概要の(1)給料でございますが、条例別表第1の行政職給料表及び別表第2から第4までの各医療職給料表につきまして、若年層について給料月額を引き上げるものでございます。別表の改正部分についての御説明に当たり、134ページを御覧ください。 行政職給料表でございますが、ここで改正となる箇所といたしましては、給料表に太枠で囲んである部分が対象となりまして、4,000円から200円の幅の引上げを行うものでございます。これによる行政職給料表の平均改定率は0.3%となっております。 次に、136ページから141ページまでの医療職給料表(一)、(二)及び(三)についてでございますが、これらの給料表は行政職給料表との均衡を基本とした改正をいたしております。 恐れ入りますが、119ページにお戻りください。 この改定を受けまして、改正概要の(2)初任給につきましては、改定後は大学卒で19万1,700円、短大卒で17万5,300円、高校卒で16万4,100円となるものでございます。 次に、(3)勤勉手当の①令和4年度でございますが、12月支給分を0.1月引き上げ、年間の支給月数を2.0月とするものでございます。 また、表中括弧書きにありますように、再任用職員につきましては12月支給分を0.05月引き上げ、年間の支給月数を0.95月とするものでございます。 次の120ページを御覧ください。 ページ上方の②令和5年度以降につきましては、6月及び12月支給分をともに1.0月とするものでございます。また、表中括弧書きにありますように、再任用職員につきましては6月及び12月支給分をともに0.475月とするものでございます。 なお、それぞれの改定の適用期日でございますが、議案資料の各項目にお示しした日から適用するものでございます。 続きまして、その下の(4)定年の引上げに伴う給料月額の措置でございます。 こちらは先ほど議案第82号で御説明いたしました職員の定年の引上げにおいて、職員の給料月額について、60歳を境に7割水準とするものでございます。 引き続きまして、新旧対照表を御覧いただきながら改正条例の主な点を御説明させていただきます。 122ページを御覧ください。 第1条関係は、令和4年12月支給分の勤勉手当の支給月数の改正でございます。その下の第2条関係では、128ページの17条の7までにおきまして現行の再任用制度をなくし、定年前再任用短時間勤務制の導入をすることに伴う給料と各手当に関する所要の改正について、また、給与改定に関する改正といたしまして、令和5年度以降の勤勉手当の支給月数の改正を行っているものでございます。 128ページから130ページまでの附則の改正におきましては、定年の引上げにより、職員の給料月額について60歳を境に7割水準とすることに関する規定を追加しております。 130ページの下の部分から133ページにかけての別表第1から別表第4までは、定年前再任用短時間勤務制の導入に伴う給料表の改正を行うものでございます。 恐れ入りますが、議案にお戻りいただきまして、23ページを御覧ください。 一番下の部分から始まる附則でございますが、施行期日、現行制度の経過措置、暫定再任用制度について定めております。 続きまして、議案第83号「所沢市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例及び所沢市常勤の特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例制定について」をお願いいたします。 併せまして、議案資料ナンバー1の115ページ以降と117ページからの新旧対照表を御参照ください。 本案は、現下の社会情勢、国や県の動向、一般職員の勤勉手当の支給月数の引上げとの均衡などを総合的に勘案し、市議会の議員及び常勤の特別職の職員である市長、副市長、教育長、上下水道事業管理者、常勤の監査委員の期末手当の引上げをお願いするものでございます。 改定内容につきましては、恐れ入りますが、議案資料ナンバー1の115ページ中ほどの改正概要を御覧ください。 令和4年度につきましては、12月支給分を0.1月引き上げ、年間の支給月数を4.4月とするものでございます。 次に、(2)令和5年度以降につきましては、6月及び12月支給分ともに2.2月とするものでございます。 なお、それぞれの改定の適用期日でございますが、議案資料の各項目にお示しした日から適用するものでございます。 次に、議案第73号「令和4年度所沢市一般会計補正予算(第7号)」をお願いいたします。 給与費につきまして、先ほど御説明いたしました給与改定等に係る条例改正に伴うものに加えまして、年度末までの執行状況等を勘案しお願いするものでございます。 給与費明細書に沿って御説明をさせていただきます。恐れ入りますが、予算書の37ページをお願いいたします。 給与費明細書の1特別職の表の一番下、比較の計の行を御覧ください。 特別職につきましては、議員及び市長等の常勤の特別職の職員の期末手当の増額改定等に伴い増額をお願いするものでございまして、期末手当では249万1,000円の増、共済費では46万6,000円の増となりまして、合計で295万7,000円の増額をお願いするものでございます。 次の38ページをお願いいたします。 2一般職でございます。 (1)総括の上段の表のうち、一番下の比較の行を御覧ください。 一般職につきましては、全体では報酬で166万4,000円の増、給料で1億5,051万6,000円の減、職員手当で1,372万9,000円の増、共済費で7,873万1,000円の減となりまして、合計で2億1,385万4,000円の減額補正をお願いするものでございます。 報酬につきましては、会計年度任用職員が当初の見込みよりも増えたことにより増額をお願いするものでございます。 給料及び職員手当の内訳につきましては、次の39ページをお願いいたします。 上段の(2)給料及び職員手当の増減額の明細の表を御覧ください。 給料の1億5,051万6,000円の減の内訳といたしまして、給与改定に伴う増減分1,966万8,000円の増とありますのは、条例改正による給料表の引上げに伴う増額でございます。また、その他の増減分1億7,018万4,000円の減でございますが、これは執行状況等を勘案したものでございます。 次に、職員手当の1,372万9,000円の増の内訳といたしまして、制度改正に伴う増減分7,651万8,000円の増とありますのは、勤勉手当の支給月数の引上げや給料表の引上げに伴います地域手当の増などによる増額でございます。また、その他の増減分6,278万9,000円の減につきましては、執行状況等を勘案してのことでございます。 次に、恐れ入りますが、前のページにお戻りいただきまして、(1)総括の上段の表の共済費の比較欄を御覧ください。 共済費は7,873万1,000円の減でございますが、これにつきましては、共済費の積算根拠となります標準報酬額が減となること及び負担金率の一部が当初の見込みより低かったこと等により負担金が減額となるものでございます。 次に、歳出予算説明書の50ページをお願いいたします。 表の一番下でございますが、2款総務費、11埼玉県市町村総合事務組合退職手当負担金8,626万3,000円の減でございますが、給料の総額の減等により負担金が当初の見込みを下回ることにより減額をお願いするものでございます。 以上申し上げました内容は、一般会計予算全体の給与費等の増減の内訳についてでございます。歳出予算説明書に記載してございます個々の給与費の内容につきましては説明を省略させていただきますが、条例改正に伴う増加分及び1年間の執行状況を勘案し調整した上でそれぞれお願いするものでございます。 恐れ入りますが、予算書にお戻りいただきまして、9ページをお願いいたします。 前のページからの第4表債務負担行為補正でございます。併せまして、議案資料ナンバー1の14ページと15ページの事業概要調書を御覧ください。 予算書9ページの下段の表、2変更の1行目、県議会議員選挙に関連する業務委託料及びその下の市議会議員選挙に関する業務委託料でございますが、資材費などの高騰により、既に設定しておりました債務負担行為の金額に不足が見込まれますので、債務負担行為の変更をお願いするものでございます。 なお、期間及び限度額につきましては、記載のとおりでございます。 総務部所管の議案の説明につきましては、以上でございます。 ○大石健一議長 次に、越智会計管理者越智会計管理者 それでは、出納室所管の議案につきまして御説明申し上げます。 議案第73号「令和4年度所沢市一般会計補正予算(第7号)」をお願いいたします。 恐れ入りますが、歳出予算説明書の51ページをお願いいたします。 上段の2款総務費、01出納事務費、11節役務費、02手数料追加でございますが、市が指定金融機関を通して市民や事業者等に公金を振り込む際の手数料を負担するもので、指定金融機関より、令和4年4月分から支払いを開始すれば令和7年度までの手数料を一部半額とする優遇措置が示されたことから、令和4年度の手数料として2,596万6,000円の追加をお願いするものでございます。 優遇措置の内容でございますが、総合振込手数料1件当たり100円が50円に、給与賞与振込手数料1件当たり30円が15円となり、4年間で約7,200万円の優遇が受けられるものでございます。 出納室所管の議案の説明につきましては、以上でございます。 ○大石健一議長 次に、田中市民部次長田中市民部次長 それでは、市民部所管の議案につきまして御説明申し上げます。 説明の順序でございますが、初めに、条例制定及び改正、次に、財産取得、次に、一般会計補正予算の順で御説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。 それでは、議案第79号「所沢市個人情報の保護に関する法律施行条例制定について」をお願いいたします。 併せまして、議案資料ナンバー1の81ページから84ページを御参照ください。 初めに、事業の概要でございますが、本条例は、個人情報の保護に関する法律の一部改正に伴い、地方公共団体における個人情報の取扱い等は、民間事業者、国の行政機関等と同様に一律に規制されるため、現行の条例である所沢市個人情報保護条例を廃止し、所沢市個人情報の保護に関する法律施行条例を制定するものでございます。 それでは、条例の内容につきまして御説明申し上げます。 本条例は、本則4条、附則9条で構成されております。 第1条は、本条例の趣旨について定めております。 第2条は、本条例における用語の定義について定めております。 第3条は、開示請求に係る手数料等についての規定でございます。保有個人情報の開示に係る手数料の額は無料としております。ただし、写しの交付を受ける場合は、その作成及び送付に要する費用は請求者の負担とすることを定めております。 第4条は、審議会への諮問についての規定でございます。個人情報の保護に関する法律第129条の規定に基づき、市の機関が個人情報の適正な取扱いを確保するため、専門的な知見に基づく意見を聞くために所沢市情報公開・個人情報保護審議会に諮問できるとするものです。 次に、附則でございますが、第1条は施行期日を定めたもので、令和5年4月1日から施行するものでございます。 第2条は、本条例の施行とともに所沢市個人情報保護条例を廃止するものでございます。 第3条は、現行からの移行が円滑に行えるよう、開示請求等の処理、罰則に関する規定等の所沢市個人情報保護条例の廃止に伴う経過措置を定めたものでございます。 第4条、第5条、第7条及び第9条は、所沢市個人情報保護条例の廃止に伴い改正が必要な条例について一部改正を行うものでございます。 第6条及び第8条は、第5条及び第7条で行う一部改正に伴う経過措置を定めたものでございます。 次に、議案第86号「所沢市手数料条例の一部を改正する条例制定について」をお願いいたします。 併せまして、議案資料ナンバー1の147ページと148ページからの新旧対照表を御参照ください。 本案につきましては、個人番号カードの交付を促進するため、コンビニなどの多機能端末機、いわゆるマルチコピー機による証明書等の交付に係る手数料を減額いたしたく、所要の改正をお願いするものでございます。 改正の概要でございますが、第1条として、所沢市手数料条例の附則に第5項多機能端末機による証明書等の交付に係る手数料の特例を加え、多機能端末機による証明書等、これにつきましては、所得に関する証明書、住民票または戸籍の附票の写し、印鑑登録に関する証明書及び磁気ディスクをもって調製された戸籍に記録されている事項の全部または一部を証明した書面の交付の場合に手数料を10円とするものでございます。 第2条におきまして附則第5項を削ることにより、このたび加えた手数料の特例を削除するものでございます。 附則でございますが、第1条につきましては、施行日を令和5年1月4日、第2条につきましては施行日を令和5年4月1日とするものでございます。 恐れ入りますが、歳出予算説明書の55ページをお願いいたします。 上段の2款総務費、02戸籍住民基本台帳事務費、特定財源の手数料398万7,000円の減につきましては、現在の手数料から10円を差し引いた額に本条例制定期間における交付想定件数を乗じたものを減額するものでございます。 なお、減額分につきましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金への財源変更をお願いするものでございます。 条例についての説明は、以上でございます。 次に、議案第89号「住民異動受付支援システム用機器の取得について」をお願いいたします。 併せまして、議案資料ナンバー1の161ページから165ページを御参照ください。 本件は、令和4年第3回定例会で御審議をいただき、令和4年度所沢市一般会計補正予算(第5号)においてお認めいただきました住民異動受付支援システム構築事業のうち、住民異動受付支援システムにて使用する各機器の備品の取得について、議会の議決をお願いするものでございます。 取得する財産の種類は住民異動受付支援システム用機器、取得金額は2,406万300円でございます。取得の相手方につきましては、埼玉県熊谷市筑波二丁目15番地 大樹生命熊谷ビル4階、株式会社ジーシーシー埼玉支社、支社長 岡田浩之でございます。 なお、入札結果、仮契約までの経過、取得する財産の概要などにつきましては、議案資料ナンバー1の163ページから165ページに記載のとおりでございます。 次に、議案第73号「令和4年度所沢市一般会計補正予算(第7号)」をお願いいたします。 恐れ入りますが、歳出予算説明書の52ページをお願いいたします。 下段、2款総務費、05新所沢コミュニティセンター費、10節需用費、07光熱水費でございますが、新所沢コミュニティセンターのガスの使用に当たり、ガス料金単価の高騰が見込まれるため、132万7,000円の追加をお願いするものでございます。 続きまして、歳出予算説明書の55ページをお願いいたします。 上段、2款総務費、02戸籍住民基本台帳事務費でございますが、国が令和6年度の秋頃までに健康保険証を原則廃止し、マイナンバーカードとの一体化を目指すと閣議決定したことを受け、交付事務が増大する見込みがありますことから、個人番号カード交付事業においてマイナンバーカードの申請補助の会場を庁内に新設し、運営する会計年度任用職員4名を任用するため、1節報酬、21会計年度任用職員報酬166万4,000円及び8節旅費、21費用弁償9万6,000円の追加をお願いするものでございます。財源につきましては、個人番号カード交付支援業務補助金176万円を充当するものでございます。 次に、前にお戻りいただきまして、予算書の8ページをお願いいたします。 第4表債務負担行為補正の2行目、伐採等委託料でございます。併せまして、議案資料ナンバー1の13ページを御参照ください。 椿峰コミュニティ会館別館樹林地整備事業でございます。事業概要調書に沿って御説明いたしますと、今般、カシノナガキクイムシが媒介するナラ菌に感染することで樹木が枯れてしまうナラ枯れが椿峰コミュニティ会館別館で確認されております。ナラ枯れにより枯死した樹木は倒木のおそれがあることに加え、例年6月頃に感染樹木から飛散したカシノナガキクイムシは、新たな場所で繁殖しナラ枯れ被害を拡大させる可能性があることから、その時期までに感染樹木の伐採処理を行う必要があるため、債務負担行為を設定するものです。 なお、期間及び限度額につきましては、記載のとおりでございます。 市民部所管の議案の説明につきましては、以上でございます。 ○大石健一議長 次に、前田福祉部長 ◎前田福祉部長 それでは、福祉部所管の議案につきまして御説明申し上げます。 議案第73号「令和4年度所沢市一般会計補正予算(第7号)」をお願いいたします。 恐れ入りますが、歳出予算説明書の58ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー1の16ページを御参照ください。 3款民生費、13生活困窮者自立促進支援事業費、12節委託料、55生活困窮者自立支援金受付業務委託料354万7,000円の追加でございますが、令和3年7月から支給しております新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金につきまして、本年9月末までであった申請期限が12月末まで延長されたことに伴いまして、当該事業の委託期間を令和5年3月末までに延長する必要が生じましたことから追加をお願いするものでございます。なお、財源につきましては、経費に対する国の補助率が10分の10となっております。 続きまして、その下の14こどもと福祉の未来館維持管理費、10節需用費、07光熱水費304万6,000円の追加でございますが、こどもと福祉の未来館で使用しておりますガス料金につきまして、原料価格の高騰に伴います適用単価の上昇によりまして、今後の光熱水費に不足が見込まれますことからお願いするものでございます。 次に、59ページをお願いいたします。 04老人援護対策費、14節工事請負費、01施設改修工事2,136万9,000円のうち1,199万円につきましては、議案資料ナンバー1の17ページを御覧ください。 新所沢けやき通り老人デイサービスセンターの空調設備が故障しましたことから、改修工事を行う必要が生じたため、令和5年度までの継続事業としてお願いするものでございます。なお、本事業の財源といたしまして、施設整備に係る市債として1,070万円を活用するものでございます。 続きまして、同じく59ページの04老人援護対策費、14節工事請負費、01施設改修工事2,136万9,000円のうち937万9,000円及び2ページ先の61ページ上段の02老人憩の家費、14節工事請負費、01施設改修工事312万1,000円の合計1,250万円につきましては、議案資料ナンバー1の18ページを御覧ください。 ところ荘老人デイサービスセンター及び2階部分に併設されております老人憩の家ところ荘のホールの空調設備が故障しましたことから、改修工事を行う必要が生じましたため、令和5年度までの継続事業としてお願いするものでございます。 なお、本事業の財源といたしまして、施設整備に係る市債として1,120万円を活用するものでございます。 次に、前に戻っていただきまして、予算書の6ページをお願いいたします。 第2表継続費補正でございます。 ただいま御説明いたしましたそれぞれの施設改修工事につきまして、工事期間が2か年にわたりますことから、令和4年度と令和5年度の継続費としてお願いするものでございます。 なお、総額及び年割額につきましては、記載のとおりでございます。 福祉部所管の議案の説明につきましては、以上でございます。 ○大石健一議長 次に、町田こども未来部長町田こども未来部長 それでは、こども未来部所管の議案につきまして御説明申し上げます。 議案第73号「令和4年度所沢市一般会計補正予算(第7号)」をお願いいたします。 恐れ入りますが、歳出予算説明書の62ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー1の22ページを御参照ください。 08放課後児童健全育成費、12節委託料、51放課後児童健全育成事業委託料400万円の追加及び52児童クラブ施設管理委託料1,900万円の追加及び、少し飛びまして、65ページの上段になります、05児童館運営費、12節委託料、31児童館施設管理委託料870万円の追加、合計3,170万円でございますが、放課後児童クラブにおきまして、感染症対策の徹底を図りながら業務を継続的に実施するのに必要な費用についてお願いするものでございます。 なお、財源につきましては、国の補助率3分の1、県の補助率3分の1でございます。 次に、少し戻りまして、62ページ、08放課後児童健全育成費、18節負担金補助及び交付金、75放課後児童クラブ物価高騰対策給付金281万7,000円でございますが、併せまして、議案資料ナンバー1の23ページを御参照ください。 原油価格や物価高騰の影響を受けている放課後児童クラブ事業者の負担軽減を図るため、事業者に対して補助金を交付することで事業の継続を支援するものでございます。 まず、全てのクラブ児童1人当たり500円の補助金を支給いたします。さらに、光熱水費を運営事業者自らが負担している37クラブにつきましては、県費を活用して児童1人当たりさらに500円を上乗せして支給するものでございます。 なお、財源につきましては、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金及び県の放課後児童クラブ物価高騰対策給付事業補助金を充当するものでございます。 続きまして、その下の09子ども・子育て支援対策推進費でございますが、併せまして、議案資料ナンバー1の19ページを御参照ください。 11節役務費、01通信運搬費108万3,000円の追加及び12節委託料、57若者応援事業委託料1億8,081万6,000円及び59子ども・若者情報発信システム開発委託料81万4,000円、次のページの上段の13節使用料及び賃借料、32子ども・若者情報発信システム使用料29万3,000円までの合計1億8,300万6,000円でございますが、コロナ禍における食材料費等の物価高騰の影響を受けている若者を応援するために、16歳から18歳の高校生世代がいる御家庭へ、対象者1人当たり2万円のデジタルギフトなどを支給し、負担軽減を図るものでございます。 また、原則LINEを活用した申請受付により、支給後も対象者宛ての情報発信などに活用するものでございます。 なお、財源につきましては、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充当するものでございます。 続きまして、前の62ページ下段に戻りまして、12節委託料、58子育て家庭応援事業委託料8億5,050万7,000円でございますが、併せまして、議案資料ナンバー1の20ページを御参照ください。 コロナ禍における食材料費等の物価高騰の影響を受けている子育て家庭を応援するために、こちらは0歳から15歳の子供がいる御家庭へ対象者1人当たり2万円のデジタルギフトなどを支給し、負担軽減を図るものです。 なお、財源につきましては、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充当するものでございます。 続きまして、63ページ中段の01ひとり親家庭福祉対策費、18節負担金補助及び交付金、72自立支援教育訓練給付金60万円の追加でございますが、併せまして、議案資料ナンバー1の21ページを御参照ください。 法令改正により一部の指定講座の支給上限が引き上げられたことにより、予算額の不足が見込まれることから増額をお願いするものでございます。 なお、財源につきましては、国の補助率4分の3でございます。 続きまして、64ページ、03保育園施設費、10節需用費、02燃料費443万6,000円の追加でございますが、プロパンガス料金の値上げにより、今後の燃料費に不足が見込まれることから増額をお願いするものでございます。 続きまして、その下の07光熱水費303万1,000円の追加及び次のページ上段になります、06児童館施設費、10節需用費、07光熱水費40万1,000円の追加でございますが、いずれも原料価格の高騰に伴う適用単価の上昇により不足が見込まれますことから増額をお願いするものでございます。 続きまして、戻りまして予算書の9ページ、第4表債務負担行為補正をお願いいたします。 下段、2変更、3行目の指定管理者に伴う施設管理委託料(所沢市立児童クラブ31施設)でございますが、併せまして、議案資料ナンバー1の24ページを御参照ください。 令和5年度から支援単位を増やす予定の4クラブにおきまして、支援員に対する処遇改善等を支払う経費について、既に設定している債務負担行為限度額では不足が生じますことから、債務負担行為の補正をお願いするものでございます。 なお、期間及び限度額につきましては、記載のとおりでございます。 こども未来部所管の議案説明につきましては、以上でございます。 ○大石健一議長 次に、瀬能健康推進部長瀬能健康推進部長 それでは、健康推進部所管の議案につきまして御説明申し上げます。 議案第85号「所沢市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について」をお願いいたします。 併せまして、議案資料ナンバー1の143ページから145ページを御参照ください。 国民健康保険税に係る今回の改正につきましては、被保険者の税負担の公平性を確保するため、国の賦課限度額が改定されたことに伴い、本市の賦課限度額を見直すためお願いするものでございます。 なお、議案の作成に当たりましては、国民健康保険運営協議会への諮問に答申されました内容を踏まえたものでございます。 改正の内容でございますが、恐れ入りますが、議案資料ナンバー1の143ページの2事業の概要及び144ページの新旧対照表を御覧ください。 国民健康保険税の賦課限度額の改定といたしまして、医療給付費分の賦課限度額を63万円から65万円に、後期高齢者支援金等分の賦課限度額を19万円から20万円にそれぞれ改め、これにより賦課限度額の合計を99万円から102万円とするものでございます。 なお、附則でございますが、第1項におきまして施行期日を令和5年4月1日からとし、第2項では改正後の規定を令和5年度以後の年度分の国民健康保険税に適用するとするものでございます。 健康推進部所管の議案の説明につきましては、以上でございます。 ○大石健一議長 次に、並木環境クリーン部長並木環境クリーン部長 それでは、環境クリーン部所管の議案につきまして御説明申し上げます。 議案第73号「令和4年度所沢市一般会計補正予算(第7号)」をお願いいたします。 恐れ入りますが、歳出予算説明書の66ページをお願いいたします。 下段の4款衛生費、06緑の基金積立金、24節積立金、31緑の基金積立5万2,000円の追加でございますが、昨年度、緑の基金寄附金として受け入れたもののうち、今年度に繰り越した分を緑の基金に積み立てるものでございます。 恐れ入りますが、前に戻っていただきまして、予算書の8ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー1の25ページを御参照ください。 第4表債務負担行為補正でございます。 3行目の市民の森等管理委託料(ナラ枯木伐採処理業務委託)でございますが、本市で管理する緑地におきましてナラ枯れが多数発生し、早期の伐採を必要としております。しかしながら、今年度中に対象木全てを伐採することは困難でありますことから、債務負担行為をお願いするものでございます。 次に、その下の第2一般廃棄物最終処分場整備事業下水道整備負担金でございますが、併せまして、議案資料ナンバー1の26ページと27ページの案内図を御参照ください。 令和7年10月供用開始予定の第2一般廃棄物最終処分場につきましては、発生する浸出水等を下水道放流する計画でありますことから、新たに635m下水管を布設するものでございます。整備に当たりましては、令和5年度工事の施工時期を平準化し、施工体制の効率化や品質の確保等を図るため、債務負担行為をお願いするものでございます。 なお、事業の期間及び限度額につきましては、いずれも記載のとおりでございます。 環境クリーン部所管の議案の説明につきましては、以上でございます。 ○大石健一議長 次に、鈴木産業経済部長鈴木産業経済部長 それでは、産業経済部所管の議案につきまして御説明を申し上げます。 説明の順序でございますが、一般会計補正予算、続いて、指定管理者の指定の順で御説明をさせていただきます。 初めに、議案第73号「令和4年度所沢市一般会計補正予算(第7号)」をお願いいたします。 恐れ入りますが、歳出予算説明書の69ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー1の28ページを御参照ください。 6款農林水産業費、02農業委員会事務費、17節備品購入費、02事業用備品費31万円の追加でございますが、国が進めております農業委員会における情報収集等業務効率化支援事業における、農地情報の検索や更新に資するためのタブレット端末増設に必要な費用をお願いするものでございます。 このタブレット端末につきましては、令和4年第1回定例会におきまして補正予算をお認めいただき導入させていただいたところでございますが、今年度、国からタブレット端末の増設が可能である旨の通知があったため、農地調査時等に必要となります台数の増設をお願いするものでございます。 なお、財源につきましては、国、埼玉県を通じて交付されます補助金を活用いたしまして、補助率は10分の10でございます。 次に、議案第88号「所沢市寿町駐車場の指定管理者の指定について」をお願いいたします。 恐れ入りますが、議案資料ナンバー1の155ページから159ページをお願いいたします。併せまして、参考資料ナンバー1を御参照ください。 所沢市寿町駐車場につきましては、令和5年3月31日に指定期間が満了となりますことから、指定管理者の指定につきまして、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、議会の議決をお願いするものでございます。 所沢市寿町駐車場の指定管理者となります団体は、所沢市寿町27番7号コンセールタワー2F、所沢商店街連合会、会長 大木敬治でございます。指定期間につきましては、令和5年4月1日から令和6年9月30日までの1年6か月の期間でお願いするものでございます。 なお、募集につきましては非公募により行ったものでございます。 恐れ入りますが、前に戻っていただきまして、予算書の8ページをお願いいたします。 第4表債務負担行為補正でございます。 併せまして、議案資料ナンバー1の29ページを御参照ください。 下から3行目、指定管理者に伴う施設管理委託料(所沢市寿町駐車場)でございますが、先ほど御説明いたしました議案第88号の指定管理者の指定につきましては、今年度中に管理に関する協定を締結する必要がございますことから、債務負担行為をお願いするものでございます。 なお、期間及び限度額につきましては、記載のとおりでございます。 産業経済部所管の議案の説明につきましては、以上でございます。 ○大石健一議長 次に、埜澤街づくり計画部長埜澤街づくり計画部長 それでは、街づくり計画部所管の議案につきまして御説明申し上げます。 説明の順序でございますが、初めに、先ほど総務部長より説明のありました職員給与等の改定などに伴う補正予算、議案第74号、続いて、同じく補正予算に関する議案第73号、次に、条例改正に関する議案第87号、最後に、訴えの提起に関する議案第90号の順で御説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。 それでは、初めに、議案第74号「令和4年度所沢市所沢都市計画事業狭山ケ丘土地区画整理特別会計補正予算(第2号)」をお願いいたします。 1ページを御覧ください。 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ328万円を減額いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ2億981万5,000円とするものでございます。 次に、18ページの歳出予算説明書をお願いいたします。 歳出でございます。 1款狭山ケ丘土地区画整理事業費、01給与費291万円の減額及び02事務費37万円の減額でございますが、給与改定及び執行状況を勘案し、減額をお願いするものでございます。 なお、給与費の減額に伴う給与費明細等につきましては、10ページ以下に記載してございますので御参照ください。 恐れ入りますが、前に戻りまして8ページをお願いいたします。 歳入でございます。 1款繰入金、1目一般会計繰入金につきましては、ただいま御説明申し上げました給与費及び事務費の減額分328万円を減額するものでございます。 さらに前に戻りまして、4ページと5ページをお願いいたします。 第2表継続費補正でございます。 ただいま御説明申し上げました給与費及び事務費の減額に伴いまして、総額の153億1,367万5,000円は変わらず、令和4年度以降の年割額を表のとおり変更するものでございます。 続きまして、議案第73号「令和4年度所沢市一般会計補正予算(第7号)」をお願いいたします。 恐れ入りますが、歳出予算説明書の75ページをお願いいたします。 下段の8款土木費、02狭山ケ丘土地区画整理特別会計繰出金328万円の減でございますが、特別会計における給与費等の減額に伴い、繰出金の減額をお願いするものでございます。 次に、歳出予算説明書の76ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー1の30ページを御参照ください。 下段の8款土木費、03市営住宅維持費、10節需用費、01消耗品費2万円の追加、その下の11節役務費、01通信運搬費1万円及び31予納金15万円、さらにその下の12節委託料、59弁護委託料50万円及び60物件保管処分委託料85万円でございますが、これらは市営住宅の家賃等の滞納者に対する住宅の明渡し請求及び滞納家賃等の支払いに関し、後ほど御説明いたします議案第90号にて訴えを提起するために必要な費用をお願いするものでございます。 続いて、歳出予算説明書、議案資料ナンバー1ともページは変わりませんで、同じ03市営住宅維持費、18節負担金補助及び交付金、41借上市営住宅共益費22万8,000円の追加でございますが、UR都市再生機構から借り上げている市営住宅の共益費が増額されましたことから、その支払いに必要な費用をお願いするものでございます。 恐れ入りますが、前に戻りまして、7ページを御覧ください。 第3表繰越明許費の補正でございます。 8款土木費、4項都市計画費、土地利用転換推進事業3,592万1,000円の繰越しでございますが、仮称三ケ島工業団地周辺地区土地区画整理事業の実施に当たり必要となる環境影響評価に係る業務委託でございます。 この環境影響評価につきましては、県の都市計画変更と手続を合わせる必要があり、県全体のスケジュール調整により期間を要することとなりました。このようなことから委託業務の年度内完了が困難な状況となり、翌年度に繰越しをするものでございます。 補正予算関係につきましては、以上でございます。 続きまして、条例でございます。 議案第87号「所沢市建築・開発関係手数料条例の一部を改正する条例制定について」をお願いいたします。議案資料はナンバー1の151ページから154ページで、そのうちの152ページから153ページが新旧対照表、154ページが概要資料でございます。 初めに、条例改正の概要でございますが、令和4年10月1日に施行されました都市の低炭素化の促進に関する法律施行規則等の一部改正に伴い、共同住宅等の低炭素建築物の認定申請方法が住棟単位のみとなり、審査手数料の徴収方法が変更となりますことから所要の改正を行うものでございます。 恐れ入りますが、議案資料ナンバー1の154ページ、所沢市建築・開発関係手数料条例の一部改正に関する概要資料を御覧ください。 初めに、1の条例改正事項でございますが、別表第7、都市の低炭素化の促進に関する法律関係につきまして、同法施行規則等の一部改正に伴い住戸単位の認定が廃止されたことにより、審査手数料の徴収方法が変更となることから、これに対応する改正を行うものでございます。 次に、2の法改正の概要でございますが、資料中段の図を御覧ください。 共同住宅等の低炭素建築物の認定申請における一次エネルギー消費量基準につきましては、改正前は3種類の算定方法が認められており、いずれかの方法により申請することができました。改正後は、下段の図にありますように共用部分を含んだ住棟全体で評価する方法の1種類のみとなったものでございます。 最後に、附則でございますが、議案の3ページを御覧ください。 1、施行日につきましては、公布の日とするものでございます。 次に、2の経過措置でございますが、令和4年10月1日より前に低炭素建築物の認定を受けている建築物につきまして、変更の認定申請があった場合は従前の規定を適用し手数料を徴収するというものでございます。 条例につきましては、以上でございます。 続きまして、議案第90号「訴えの提起について」をお願いいたします。 併せて、議案資料ナンバー1の167ページを御参照ください。 訴えの提起についての内容でございますが、市営住宅の家賃等を長期にわたり滞納し支払わない者に対して、住宅の明渡し及び滞納家賃等の支払いを求める訴えを提起するものでございます。 以上で、所管の議案の説明を終わらせていただきます。 ○大石健一議長 次に、遠藤街づくり計画部所沢西口まちづくり担当理事遠藤街づくり計画部所沢西口まちづくり担当理事 それでは、所沢駅西口まちづくり担当所管分の議案につきまして御説明申し上げます。 説明の順序でございますが、議案第73号、一般会計補正予算、議案第75号、特別会計補正予算の順で御説明させていただきます。 初めに、議案第73号「令和4年度所沢市一般会計補正予算(第7号)」をお願いいたします。 歳出予算説明書の75ページを御覧ください。 下段、8款土木費、03所沢駅西口土地区画整理特別会計繰出金503万1,000円の減でございますが、給与費等の減額と事業費の増額分を相殺したことに伴い、所沢駅西口土地区画整理特別会計への繰出金の減額をお願いするものでございます。 議案第73号につきましては、以上でございます。 続きまして、議案第75号「令和4年度所沢市所沢都市計画事業所沢西口土地区画整理特別会計補正予算(第1号)」につきまして御説明申し上げます。 1ページを御覧ください。 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7,276万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ15億3,376万9,000円とするものでございます。 次に、18ページ、歳出予算説明書をお願いいたします。 1款所沢駅西口土地区画整理事業費、01給与費1,167万9,000円の減及び02事務費205万2,000円の減でございますが、給与改定及び執行状況を勘案いたしまして減額をお願いするものでございます。 なお、給与費等の減額に伴う給与費明細等につきましては、10ページ以下に記載してございますので御参照ください。 続きまして、19ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー1の45ページの事業概要調書を御参照ください。 1款所沢駅西口土地区画整理事業費、01事業費、14工事請負費、31道路新設工事8,650万円の追加でございますが、都市計画道路所沢駅ふれあい通り線の整備に当たり、現在施工しております工事に続き、令和4年度中に次の工事を発注する必要がありますことから、工事に必要な予算の追加をお願いするものでございます。 恐れ入りますが、前に戻りまして、8ページをお願いいたします。 歳入でございます。 2款繰入金、1目一般会計繰入金503万1,000円の減でございますが、給与費等の減額分と事業費の増額分を相殺し、減額するものでございます。 次に、その下、3款市債、1目所沢駅西口土地区画整理事業債7,780万円の増でございますが、工事請負費の増額に伴い増額をお願いするものでございます。 恐れ入りますが、さらに前に戻りまして、4ページをお願いいたします。 第2表継続費補正でございます。 継続費の総額110億6,539万7,000円は変わらず、令和4年度以降の年割額を表のとおり変更するものでございます。 所管いたします議案の説明は、以上でございます。 ○大石健一議長 次に、肥沼建設部長 ◎肥沼建設部長 建設部所管の議案につきまして、初めに、一般会計補正予算、続いて、市道路線の認定・廃止の順で御説明させていただきます。 それでは、議案第73号「令和4年度所沢市一般会計補正予算(第7号)」をお願いいたします。 恐れ入りますが、予算書の8ページをお願いいたします。 第4表債務負担行為補正でございます。 初めに、6行目の道路維持補修工事でございます。併せまして、議案資料ナンバー1の36ページと37ページから38ページまでの案内図を御参照ください。 本工事につきましては、市道2-2号線及び市道4-197号線において舗装の打ち替え工事をそれぞれ行うものでございます。 次に、7行目の道路改良等舗装新設工事でございます。 恐れ入りますが、戻りまして、議案資料ナンバー1の31ページと32ページから33ページまでの案内図を御参照ください。 本工事につきましては、市道2-374号線及び市道3-603号線において拡幅工事をそれぞれ行うものでございます。 次に、予算書の9ページをお願いいたします。 第4表債務負担行為補正の続きでございます。 1行目の道路改良等舗装新設工事でございます。併せまして、議案資料ナンバー1の34ページと35ページの案内図を御参照ください。 本工事につきましては、未舗装の市道5-322号線において舗装工事を行うものでございます。 これらの工事につきましては、施工時期の平準化に取り組むため、今年度中に契約を締結する必要がありますことから、債務負担行為の追加をお願いするものでございます。 なお、期間及び限度額につきましては、それぞれに記載のとおりでございます。 次に、引き続き、予算書の9ページをお願いいたします。 2行目の公園施設整備工事でございます。併せまして、議案資料ナンバー1の39ページを御参照ください。 本工事につきましては、北野公園市民プールにおいてスライダー等の塗装工事を行うものでございます。また、本工事につきましては、令和5年度の北野公園市民プール開設までに完成させるため、今年度中に契約を締結する必要がありますことから、債務負担行為の追加をお願いするものでございます。 なお、期間及び限度額につきましては、記載のとおりでございます。 次に、歳出予算説明書の73ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー1の40ページを御参照ください。 上段の4行目、8款土木費、02河川維持管理費、17節備品購入費、03自動車購入費34万8,000円でございます。軽ダンプ車を購入するため入札を行ったところ、コロナ禍及び世界情勢の影響による物価高騰などが要因となり不調となったため、当初予算を超える不足分について経費の追加をお願いするものでございます。 恐れ入りますが、前に戻っていただきまして、予算書の7ページをお願いいたします。 第3表繰越明許費補正でございます。 1行目、8款土木費、3項河川費、河川・水路維持管理事業367万1,000円でございます。 先ほど歳出で御説明いたしました軽ダンプ車の購入につきまして、令和4年度内の納車が困難なため、軽ダンプ車の購入に係る経費の繰越明許をお願いするものでございます。 次に、議案第91号「市道路線の認定について」と議案第97号「市道路線の廃止について」は、関連がございますので合わせて御説明申し上げます。 議案資料ナンバー1の169ページと181ページ、場所につきましては190ページの市道路線案内図1を御参照ください。 市道路線案内図1の大字南永井地内の2路線でございます。 第2一般廃棄物最終処分場の建設に伴いまして、市道2-395号線につきましては廃止を、市道2-1241号線につきましては新たに認定をお願いするものでございます。 次に、議案第92号「市道路線の認定について」と議案第98号「市道路線の廃止について」は、関連がございますので合わせて御説明申し上げます。 議案資料ナンバー1の171ページと183ページ、場所につきましては191ページの市道路線案内図2を御参照ください。 市道路線案内図2の大字松郷、大字新郷、大字日比田地内の8路線でございます。小中高一貫の私立学校の建設に伴いまして、市道2-228号線、市道2-563号線につきましては廃止を、市道2-565号線につきましては廃止と再認定を、市道2-1242号線、市道2-1243号線、市道2-1244号線、市道2-1245号線、市道2-1246号線につきましては新たに認定をお願いするものでございます。 次に、議案第93号「市道路線の認定について」と議案第99号「市道路線の廃止について」は、関連がございますので合わせて御説明申し上げます。 議案資料ナンバー1の173ページと185ページ、場所につきましては192ページの市道路線案内図3を御参照ください。 市道路線案内図3の大字北秋津、大字上安松地内の4路線でございます。北秋津・上安松土地区画整理事業に伴いまして、市道1-426号線、市道1-427号線、市道1-466号線につきましては廃止と再認定を、市道1-987号線につきましては認定をお願いするものでございます。 次に、議案第94号「市道路線の認定について」と議案第100号「市道路線の廃止について」は、関連がございますので合わせて御説明申し上げます。 議案資料ナンバー1の175ページと187ページ、場所につきましては193ページの市道路線案内図4を御参照ください。 市道路線案内図4の若松町地内の2路線でございます。若松町土地区画整理事業に伴いまして、市道2-840号線につきましては廃止を、市道2-158号線については廃止と再認定をお願いするものでございます。 次に、議案第95号「市道路線の認定について」と議案第101号「市道路線の廃止について」は、関連がございますので合わせて御説明申し上げます。 議案資料ナンバー1の177ページと189ページ、場所につきましては194ページの市道路線案内図5を御参照ください。 市道路線案内図5の大字下富地内の市道3-165号線につきましては、隣接地権者から道路の一部区間を一体利用したいとの意向が示されているところでございます。当該区間につきましては、道路としての利用実態がなく、また、廃止について地域の同意が得られており、周辺の交通に支障がないことから、市道3-165号線につきましては廃止とともに当該区間を除いた上で再認定をお願いするものでございます。 次に、議案第96号「市道路線の認定について」をお願いいたします。 議案資料ナンバー1の179ページ、場所につきましては195ページの市道路線案内図6から197ページの市道路線案内図8までを御参照ください。 市道路線案内図6の北中二丁目地内の市道3-1164号線、市道路線案内図7の上新井二丁目地内の市道4-1393号線、市道路線案内図8の上新井五丁目地内の市道4-1394号線及び市道4-1395号線につきましては、いずれも都市計画法に基づく開発行為に伴いまして市に帰属いたしました道路の認定をお願いするものでございます。 建設部所管の議案の説明につきましては、以上でございます。 ○大石健一議長 次に、千葉教育総務部長千葉教育総務部長 それでは、教育委員会所管の議案につきまして御説明申し上げます。 議案第73号「令和4年度所沢市一般会計補正予算(第7号)」をお願いいたします。 初めに、歳出予算説明書の79ページをお願いいたします。 上段の10款教育費、02小中学生文化スポーツ振興基金積立金、24節積立金、31小中学生文化スポーツ振興基金積立280万円の追加でございますが、株式会社ルミアン様、青梅信用金庫様、一般社団法人所沢法人会様から、合計280万円の御寄附を頂き、寄附者の御意向に沿いまして所沢市小中学生文化スポーツ振興基金へ積み立てるものでございます。 次に、同じく79ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー1の42ページを御参照ください。 下段の03中学校施設維持管理費、21節補償補填及び賠償金、31山口中学校既存擁壁改修工事に伴う補償金371万5,000円でございますが、災害防止のために実施した山口中学校既存擁壁改修工事の完了に伴い、工事による影響を受けた近隣建物等の補償に対し、所有者の承諾を得たことから補正をお願いするものでございます。 次に、82ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー1の43ページを御参照ください。 下段の06ナショナルトレーニングセンター事業費、7節報償費、02謝礼25万5,000円の追加とその下の13節使用料及び賃借料、02会場借料25万5,000円の減でございますが、ゴールボール日本代表選手の筋力強化指導のため医科学情報スタッフの勤務時間数が増えたことによる増額と、市民体育館の使用予定のキャンセルに伴う減額をお願いするものでございます。 なお、ナショナルトレーニングセンター事業費全体では増額分と減額分が同額となるため、増減はございません。また、この事業はスポーツ庁から業務委託を受けて、補助率10分の10の委託金で行っておりますため歳入の増減もございません。 次に、83ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー1の44ページを御参照ください。 下段の04学校給食施設費、10節需用費、06修繕料(施設)127万3,000円の追加でございますが、上新井小学校に設置しております給食用リフトが故障し、学校給食の配膳業務に支障を来していることから、早急に修繕を行う必要があるため追加をお願いするものでございます。 次に、予算書の9ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー1の41ページを御参照ください。 第4表債務負担行為補正でございます。 上段の3行目にございます施設改修工事(荒幡小学校昇降口建具取替え工事)でございますが、令和5年度工事の契約を今年度に行うことにより、工事の発注及び施工時期を平準化し、施工体制の効率化や工事の品質確保等を図るため、債務負担行為を設定するものでございます。 なお、期間や限度額につきましては、記載のとおりでございます。 教育委員会所管の議案の説明につきましては、以上でございます。 ○大石健一議長 次に、当麻財務部長 ◎当麻財務部長 それでは、財務部所管の議案につきまして御説明申し上げます。 議案第73号「令和4年度所沢市一般会計補正予算(第7号)」をお願いいたします。 歳出予算説明書の51ページをお願いいたします。 下段の2款総務費、03財政調整基金積立金36億2,935万7,000円及びその下の04施設整備基金積立金18億円でございますが、令和3年度決算の確定及び地方交付税額等の決定に伴い積立てを行うものでございます。 次に、その下の05ふるさと応援基金積立金142万2,000円の追加でございますが、昨年度、ふるさと応援寄附金として受け入れたもののうち今年度に繰り越した分をふるさと応援基金に積み立てるものでございます。 次に、54ページをお願いいたします。 上段の2款総務費、01市民税等賦課事務費でございますが、先ほど担当部より御説明いたしました条例改正に伴うコンビニ交付サービス手数料の減額分について、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金への財源変更をお願いするものでございます。 次に、少し飛びまして、72ページをお願いいたします。 上段の8款土木費、04道路整備基金積立金5億円でございますが、今後の事業に備えるため基金への積立てをお願いするものでございます。 次に、恐れ入りますが、前に戻っていただきまして、予算書の14ページをお願いいたします。 2歳入でございます。 上段の12款地方交付税、01普通交付税3億8,901万7,000円の追加でございますが、当初、普通交付税を17億円と見込んでおりましたが、実際の算定におきまして20億8,901万7,000円と決定されましたことから増額をお願いするものでございます。 次に、中段の15款使用料及び手数料から16ページの中段、19款寄附金までにつきましては、各担当部より御説明いたしました事業に対する補助金等でございます。 なお、15ページの1目総務費国庫補助金、04新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の充当事業につきましては、議案資料ナンバー1の46ページに記載をしておりますので御参照いただければと思います。 続きまして、下段の20款繰入金、1目財政調整基金繰入金1億4,211万1,000円の減でございますが、財源調整のためお願いするものでございます。その結果、本補正予算後の財政調整基金年度末残高につきましては、約69億2,000万円となる見込みでございます。 次に、17ページ中段の21款繰越金、01前年度繰越金65億8,612万1,000円の追加でございますが、前年度からの繰越金を計上するものでございます。 次に、その下の02ふるさと応援寄附金繰越金142万2,000円、その下の03小中学生文化スポーツ振興基金寄附金繰越金80万円及びその下の04緑の基金寄附金繰越金5万3,000円につきましては、それぞれ令和4年1月から3月までに頂いた寄附金につきまして繰越金として計上するものでございます。 続きまして、その下段、23款市債、2目土木債、01水路整備事業債320万円の減でございますが、先ほど担当部より御説明いたしました軽ダンプ車の購入に当たり埼玉県の貸付金を予定しておりましたが、繰越事業については対象とならないことから、財源を一般財源に振り替え、市債を減とするものでございます。 その下の5目臨時財政対策債、01臨時財政対策債10億4,578万1,000円の減でございますが、発行可能額の確定に伴い減額をお願いするものでございます。 その下の6目民生債、01老人デイサービスセンター施設整備事業債1,910万円及び02老人憩の家施設整備事業債280万円でございますが、先ほど担当部より御説明いたしました事業に対する市債の追加でございます。 恐れ入りますが、前に戻っていただきまして、10ページをお願いいたします。 第5表地方債補正でございます。 ただいま御説明いたしました起債額の補正に伴いまして、限度額の追加、変更をお願いするものでございます。 起債の方法、利率、償還の方法につきましては、表記のとおりでございます。 財務部所管の議案の説明は、以上でございます。 ○大石健一議長 次に、林市民医療センター事務部長 ◎林市民医療センター事務部長 それでは、市民医療センター所管の議案につきまして御説明申し上げます。 議案第78号「令和4年度所沢市病院事業会計補正予算(第3号)」をお願いいたします。 予算書の1ページ、第2条の収益的収入及び支出でございます。 支出といたしまして、第1款病院事業費、第1項医業費用1,050万円の増額でございますが、こちらにつきましては、光熱水費のうちガス料金につきまして使用量及び単価の増が見込まれますことから増額をお願いするものでございます。 市民医療センター所管の議案の説明につきましては、以上でございます。 ○大石健一議長 次に、磯上下水道局長 ◎磯上下水道局長 それでは、上下水道局所管の議案につきまして御説明申し上げます。 初めに、議案第76号をお願いいたします。 併せまして、議案資料ナンバー1の53ページから62ページまでを御参照ください。 令和4年度所沢市水道事業会計補正予算(第3号)でございます。 本補正予算は、施工時期の平準化に取り組むため、今年度中に契約を締結する必要がありますことから、債務負担行為の追加をお願いするものでございます。 議案の1ページ、第2条債務負担行為、表にあります1行目の施設工事費(水道管整備事業)でございますが、柳瀬地区、吾妻地区、三ケ島地区、並木地区、所沢地区におきまして、合計6か所の水道管の更新工事を行うものでございます。 次に、表の2行目の施設工事費(浄水場施設・設備更新事業)でございますが、こちらは浄水場の施設や電気機械設備について、予防保全型維持管理に努めつつ延命化を図るため、必要な箇所の更新を行うものでございます。 なお、期間及び限度額につきましては、記載のとおりでございます。 続きまして、議案第77号をお願いいたします。 併せまして、議案資料ナンバー1の63ページから76ページまでを御参照ください。 令和4年度所沢市下水道事業会計補正予算(第1号)でございます。 議案の1ページ、第2条、資本的収入及び支出につきまして、建設改良費2,219万5,000円の補正をお願いするものでございます。その内容につきましては負担金でございまして、現在、若松町土地区画整理組合が進めております事業の雨水処理につきまして、この区画整理の事業区域の外から流入する雨水についても、効率的に一体的に処理するよう同組合において対応を行っているところでございます。そのため、協定を締結いたしまして、上下水道局が年度ごとに負担金を支払っているところでございます。 このたび同組合が令和4年度の雨水管布設工事を進める中で、一部路線におきまして周辺住民への配慮の観点から施工方法の変更や埋設管の移設等が必要となり、工事費に追加が生じましたことから、その分の負担金として予算の増額をお願いするものでございます。 次に、第3条、債務負担行為に係る補正でございます。 こちらは、施工時期の平準化に取り組むため、今年度中に契約を締結する必要がありますことから、債務負担行為の追加をお願いするものでございます。 表の1行目、修繕費(雨水浸透化事業)でございますが、市内210か所の道路雨水桝の浸透化修繕を行うものでございます。 次に、表の2行目の施設工事費(下水道管渠布設事業)でございますが、三ケ島地区、小手指地区、松井地区、柳瀬地区におきまして合計6か所の下水道管の布設工事を行うものでございます。 次に、表の3行目の施設工事費(下水道維持管理事業)でございますが、こちらは並木地区における下水道管の更生工事並びに吾妻地区の松が丘調整池の水位を監視するカメラの設置工事を行うものでございます。 なお、期間及び限度額につきましては、記載のとおりでございます。 上下水道局所管の議案の説明につきましては、以上でございます。 ○大石健一議長 以上で、担当者の説明は終わりました。  ----------------------------- △日程第6 認定第1号から認定第10号まで △決算特別委員長報告大石健一議長 次に、日程第6、去る第3回定例会において設置されました決算特別委員会において、閉会中の継続審査案件でありました認定第1号から認定第10号までについて、その審査が終了した旨の報告がありましたので、本件を一括議題とし、その審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。 決算特別委員長 大舘隆行議員     〔28番(大舘隆行議員)登壇〕(拍手する人あり) ◆28番(大舘隆行議員) 決算特別委員長報告を申し上げます。 当委員会は、9月27日、10月3日、4日の3日間、委員全員出席のもと、全員協議会室において認定第1号から認定第10号までの審査を行いましたので、その概要と結果について認定番号順に御報告を申し上げます。 なお、議会運営委員会において委員長報告の簡略化が確認されていること、また、決算特別委員会の会議録については公開されていることを踏まえ、簡潔に報告いたします。 認定第1号については、質疑終結後、意見を求めたところ、佐野委員、矢作委員から反対の意見が、福原委員、長岡委員、青木委員、荻野委員から賛成の意見がありました。 以上で意見を終結し、採決の結果、認定第1号については、挙手多数により、認定すべきものと決しました。 次に、認定第2号から認定第4号までについては、全会一致、認定すべきものと決しました。 次に、認定第5号については、質疑終結後、意見を求めたところ、矢作委員から反対の意見がありました。 以上で意見を終結し、採決の結果、認定第5号については、挙手多数により、認定すべきものと決しました。 次に、認定第6号については、質疑終結後、意見を求めたところ、矢作委員から反対の意見がありました。 以上で意見を終結し、採決の結果、認定第6号については、挙手多数により、認定すべきものと決しました。 次に、認定第7号については、質疑終結後、意見を求めたところ、矢作委員から反対の意見がありました。 以上で意見を終結し、採決の結果、認定第7号については、挙手多数により、認定すべきものと決しました。 次に、認定第8号から認定第10号までについては、全会一致、認定すべきものと決しました。 以上で、決算特別委員長報告を終わります。(拍手する人あり)  ----------------------------- △質疑 ○大石健一議長 それでは、ただいまの決算特別委員長の報告に対し、質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○大石健一議長 質疑なしと認めます。  ----------------------------- △討論 ○大石健一議長 次に、討論を行います。 初めに、1番 矢作いづみ議員     〔1番(矢作いづみ議員)登壇〕(拍手する人あり) ◆1番(矢作いづみ議員) 日本共産党所沢市議団を代表して、決算特別委員会委員長報告に反対の立場から意見を申し上げます。 反対するのは、認定第1号「令和3年度所沢市一般会計歳入歳出決算の認定について」、認定第5号「令和3年度所沢市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について」、認定第6号「令和3年度所沢市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について」、認定第7号「令和3年度所沢市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について」の認定10号中4本です。 2021年、令和3年度の一般会計、特別会計決算額合計は、歳入が1,925億4,776万円、前年度比215億2,927万円減、歳出合計は1,816億2,631万円、前年度比231億1,821万円の減少でした。実質収支は過去最高額の97億2,703万円、単年度収支では20億2,089万円の黒字で、歳入歳出総額が減少する中でも前年度より880万円増となりました。 2021年、令和3年は新型コロナ感染症の拡大2年目でした。次々と押し寄せる感染拡大と緊急事態宣言の中で、コロナへの国の対応が遅れたことにより自治体は翻弄されました。給付金への対応や手続、ワクチン接種大規模会場の運営や支援、予約支援など、職員一丸となって取り組んでいただきましたが、市民も行政も大変な状況が続きました。 新型コロナの感染拡大がおさまらない中、医療崩壊と言われる状況も生まれました。原則自宅待機や支援物資の不足、救急医療体制が追いつかず、保健所にも担当窓口にも電話がつながらないなど、感染症対策の重要性が明らかになりました。また、延期されていたオリンピック・パラリンピックが無観客での開催が強行された年でもありました。今年になって、オリンピック精神とは真逆な贈収賄、官製談合疑惑などが噴出し、捜査段階ではありますが大きな汚点が残りました。コロナ禍では格差と貧困も浮き彫りとなり、さらに、医療や介護、教育や子育て支援施設など現場の大変さの中で、エッセンシャルワーカーへの支援策の充実なども求められました。 まず、初めに、認定第1号「令和3年度所沢市一般会計歳入歳出決算について」意見を申し上げます。 昨年5月、所沢市観光情報・物産館YOT-TOKOが完成し、COOL JAPAN FOREST構想が本格的に動き出しました。2021年度までに総額20億1,142万8,000円で周辺道路整備、情報発信、事業推進の取組が行われ、開設10か月で推定20万人の来客があり、約1,212万円の収益となったことが決算審査の中で明らかとなりました。この事業に20億円以上という多額の市税を投入した当市として、あらゆる角度から検証していくことを求めます。 反対の項目は、衛生費の一般廃棄物減量化方策支援業務委託料です。令和3年度は6回の会議が行われ、廃棄物の減量方策について検討が行われました。一般廃棄物処理基本計画改定のための取組ですが、当市の廃棄物は市民の協力や環境に関する関心の高まりの中で減少傾向が続いており、令和3年度は3,573t減量しています。廃棄物処理施設に対する補助金の交付要件に廃棄物処理の有料化の検討も含まれていますが、有料化となれば市民の負担がさらに増え、SDGsにも逆行し、必ずしもごみ減量に結びつくとも考えられません。 市が実施した住民意識調査では、導入すべきではないが圧倒的に多く、部長もこのアンケートをもって市民の理解を得たとは思っていないと答弁しています。今年、市議団が行いました市民アンケートでも、約8割の市民が有料化反対と減量、資源化を求めており、有料化ありきで進めるべきではありません。 次に、東部クリーンセンターと西部クリーンセンターの長期包括業務委託です。東部クリーンセンター長期包括運営業務委託料は、固定費が11億8,263万5,300円、変動費は1億4,129万2,578円、西部クリーンセンター長期包括運営業務委託料の固定費は8億6,667万200円、変動費は1億515万6,658円と年々増加してきています。直営から委託となることで現場の状況などが把握しにくくなり、長期包括業務委託には反対いたします。 次に、認定第5号「令和3年度所沢市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について」です。 新型コロナウイルス感染症拡大2年目、傷病手当金の給付も行われ、患者数はやや増加傾向となりましたが、厳しい中での運営でした。埼玉県国民健康保険団体連合会の指導もあり、一般会計からの繰入金は0円となりました。その一方、2021年度は保険料の医療給付費分3万円の引上げがあり、総額約2,000万円の負担増が行われたことから、認定第5号については反対いたします。 次に、認定第6号「令和3年度所沢市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について」です。 2021年度は介護保険料が引き上げられ、この影響は9万8,000人の加入者全ての方に及びました。介護保険は改定のたびに保険料が引き上がっています。昨年は8月から居住費と食費も値上げとなり、介護保険利用者にとってはさらに厳しい年となり、認定第6号には反対いたします。 次に、認定第7号「令和3年度所沢市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について」です。 後期高齢者医療保険開始から13年目の決算でした。制度発足時に激変緩和措置として始まった特例軽減が廃止となり、7.75割が7割に縮小されました。この影響は6,800人、総額2,100万円の負担増となりました。年金が頼りの高齢者にとって、年々、年金が減らされる中での負担増は生活を圧迫することになり、認定第7号には反対いたします。 以上申し上げ、反対討論を終わります。(拍手する人あり) ○大石健一議長 次に、5番 石原 昂議員     〔5番(石原 昂議員)登壇〕(拍手する人あり) ◆5番(石原昂議員) 自由民主党・無所属の会を代表し、認定第1号「令和3年度所沢市一般会計歳入歳出決算の認定について」、反対の立場から討論をいたします。 そもそもこの一般会計決算案は、令和3年度一般会計当初予算案を原案否決、修正可決されたものが執行された決算であります。当初提案された一般会計予算の原案は、コロナ禍における難しい局面の中にありながら、善きふるさと所沢を築いていくにふさわしい予算案でした。ところが、カルチャーパーク整備事業に係る費用のうち、子供たちが遊ぶ大型遊具のクライミングネットの予算について、コロナ禍の財政状況を勘案して、子供たちの遊具に華美なものは不要で予算削減すべきという修正案が提出され、私は、この場所から同修正案に反対、予算原案に賛成の立場で討論をいたしました。入沢議員が徹夜で作成した大型遊具のイラストをパネルにして討論をしたことは、議場におられる皆様の御記憶にもあると思います。 最終的に我が自由民主党・無所属の会と公明党会派が当初予算原案に賛成をしたものの、結果として修正案が可決し、カルチャーパークの大型遊具に関わる予算が約4,000万円も減額されるところとなりました。今般の決算委員会で質疑でも明らかになったとおり、4,000万円の減額により大型遊具のクライミングネットの形状が当初の予定よりも縮小されて、本来利用できたはずの遊び方も縮小を余儀なくされてしまっています。 市内外、東京都内からも平日には約300人、休日になればその倍の約600人程度の子供たちが遊びに来ているとの答弁もありました。また、市内の小学校低学年、特別支援学級の子供たちも遠足に遊びに来ることもあるそうです。 カルチャーパークの遊具で遊んでいる子供たちの姿を見るとき、コロナ禍であるからこそ、いろいろなことを我慢させられてきた子供たちに思い切り大型遊具で遊ばせてあげたかったと思うのであります。コロナ禍において財政状況を考えることは必要であります。しかし、なぜ子供たちの遊具に矛先が向けられなければならなかったのでしょうか。 また、子供に関する予算の修正の提案があり、実際に削減されてしまった一方、将来世代のために大人が何かを我慢しようという提案は、この1年半の間、修正案の提案者の方々からはついにありませんでした。 決算委員会における審査を通じ、予算の執行については、コロナ禍に負けない感染対策や地域社会への支援、地域経済への支援など、難しい局面で事業に取り組まれた市職員の皆さんの御尽力に敬意を表します。また、それゆえに子供たちのために事業を提案、計画された市長や市職員の皆さんの御尽力を思うとき痛惜の念を禁じ得ません。 一般会計当初予算の原案に賛成をしながら、修正された予算が執行されたこの決算に賛成をしたのでは、我々の武士の一分が立たないというものであります。採決に当たり、当初予算原案に賛成した私たちは、唯一の議決機関の一員としての筋を通し、修正された予算の決算に反対をいたします。 以上です。(拍手する人あり) ○大石健一議長 次に、17番 粕谷不二夫議員     〔17番(粕谷不二夫議員)登壇〕(拍手する人あり) ◆17番(粕谷不二夫議員) 市民クラブ未来 粕谷不二夫でございます。 会派を代表いたしまして、賛成の立場から討論をさせていただきます。 今回の討論の対象は、認定第1号「令和3年度所沢市一般会計歳入歳出決算の認定について」であります。 まず、決算審査とは何ぞやということであります。改めて申すまでもなく、あくまで議会として私たちが決定した予算、当初予算や補正予算がありますが、その予算が適正に執行されたかどうかを審査するものであります。それがないと何を根拠に決算審査してよいか分からなくなるからであります。 監査での昨年の例月出納検査報告でも、また、参考にした附属書類の決算審査意見書でもしかりです。議会としては、審査を通して行政効果や財源の確保、予算の執行が適正であったか、歳出予算の流用状況等を審査し、財政構造に変化はあったか、そして、審査の結果が今後の予算編成に活用されるものとなっていなければならないものと思われます。 ちなみに、地方財務実務提要から引用すると、決算認定が不認定であっても決算としての効力に何ら影響はないものと思われるが、市は県知事に不認定の報告をするとともに告示し、なぜ議会が認定しないか、その旨を明示することになっています。そのことは、市長においては認定されないことへの政治的、道義的責任は免れないものであるということです。 その上で、令和3年度の一般会計の決算について、一般会計歳入歳出決算書に基づいて、また、行政報告書を参考に審査をした結果を申し上げます。 まず、一般会計全体から言いますと、歳入についてですが、歳入決算額は1,255億9,125万7,494円となっていまして、予算現額1,275億6,823万9,086円に対する収入率は98.5%であり、調定額の1,266億7,533万4,738円に対しましては99.1%の収入率となっています。 特に市税徴収率については、滞納繰越分を含めた令和2年度の98.1%に対しまして、令和3年度は98.7%と依存財源が増加する傾向の中、自主財源であり、しかも歳入の根幹をなす市税の収納率が向上したことは、納税環境の整備や滞納整理の強化などの努力の結果であり、評価するものであります。 一方、歳出決算額は1,176億6,170万241円となっておりまして、予算現額1,275億6,823万9,086円に対しまして、執行率は92.2%であります。その結果、不用額が例年に多く、そのこと自体は本来は財政運営が適切に行われていなかったのではないかとも思われますが、コロナ禍ということでやむを得ないものと思われるし、各種イベントの中止や事業の見直しをせざるを得なかった事情もある中で、職員の努力が認められる決算となっております。 実質収支で見ると大幅な黒字となっていることも望ましいことであります。また、総合計画との整合性も図られ、そのことは適切な行政効果があったものと評価します。 今回の決算審査を進めていく中で、個々の決算額については、質疑の中で曖昧な答弁があったことは少し残念ではありましたが、全体として適正に執行されていたことが確認できたこと、また、流用等も適正に執行されていたことなども確認できております。 財政構造からの視点では、令和3年度普通会計決算総括表では、経常収支比率が90.0%と令和2年度の95.0%から大きく改善していること、また、実質公債費比率も僅かの3.9%となっていること、また、財産に関する調書では、債権は減少していること、そして、多くの基金の積立残高が増加していることなど、予算執行の中で財政の構造が改善していることを意味し、こちらも評価するものであります。 以上、今回の決算について不認定とする理由がどこにも見当たりません。コロナ禍ということで歳入歳出とも例年とは趣も違う決算状況となっていますが、今まで述べた理由から、健全財政を維持しているものと考え、今後も継続していってもらいたいことを申し添え、令和3年度所沢市一般会計歳入歳出決算の認定について賛成するものであります。 以上、多くの賛同を求め、討論といたします。御清聴ありがとうございました。(拍手する人あり) ○大石健一議長 以上で、討論を終結します。  ----------------------------- △採決 △認定第1号の認定 ○大石健一議長 これより、順次採決します。 認定第1号については、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立者多数〕 ○大石健一議長 起立多数と認めます。 よって、認定第1号については、委員長の報告のとおり認定することに決しました。  ----------------------------- △認定第2号~認定第4号の採決-委員長報告どおり ○大石健一議長 認定第2号、認定第3号、認定第4号については、委員長の報告のとおり認定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○大石健一議長 御異議なしと認め、そのように決しました。  ----------------------------- △認定第5号の認定 ○大石健一議長 認定第5号については、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立者多数〕 ○大石健一議長 起立多数と認めます。 よって、認定第5号については、委員長の報告のとおり認定することに決しました。  ----------------------------- △認定第6号の認定 ○大石健一議長 認定第6号については、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立者多数〕 ○大石健一議長 起立多数と認めます。 よって、認定第6号については、委員長の報告のとおり認定することに決しました。  ----------------------------- △認定第7号の認定 ○大石健一議長 認定第7号については、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立者多数〕 ○大石健一議長 起立多数と認めます。 よって、認定第7号については、委員長の報告のとおり認定することに決しました。  ----------------------------- △認定第8号~認定第10号の採決-委員長報告どおり ○大石健一議長 認定第8号、認定第9号、認定第10号については、委員長の報告のとおり認定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○大石健一議長 御異議なしと認め、そのように決しました。  ----------------------------- △日程第7 △決算特別委員会の廃止の件 ○大石健一議長 次に、日程第7、決算特別委員会の廃止の件を議題とします。 令和3年度所沢市一般会計、各特別会計及び各事業会計の決算審査のため設置されました決算特別委員会は、その目的を達成したので廃止したいと思いますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○大石健一議長 御異議なしと認め、そのように決しました。  ----------------------------- △日程第8 △常任委員長報告(特定事件) ○大石健一議長 次に、日程第8、特定事件に係る常任委員長報告を議題とします。 各常任委員長から、閉会中に行った特定事件の調査の報告を行いたい旨の申出がありましたので、これを許します。  -----------------------------総務経済常任委員長報告 ○大石健一議長 初めに、総務経済常任委員長 亀山恭子議員     〔16番(亀山恭子議員)登壇〕(拍手する人あり) ◆16番(亀山恭子議員) 総務経済常任委員長報告を申し上げます。 当委員会は、去る11月7日及び11月24日に委員会を開催しましたので、その概要について御報告いたします。 初めに、11月7日は特定事件「行政経営について」及び「農業・商業・工業について」のうち、所沢ブランド、シティプロモーションについて審査を行いました。今後は、これまでの調査研究を踏まえ提言をまとめることを確認しました。また、11月27日にこどもと福祉の未来館において開催いたしました政策討論会は、『所沢ブランド力とシティプロモーションによる地域経済活性化~所沢ブランドを知っていますか~』をテーマとし、これまでの委員会としての取組を報告しました。 第1部では、東海大学文化社会学部広報メディア学科教授 河井孝仁氏を講師に迎え、「シティプロモーションによる地域経済活性化」と題した基調講演を、続く第2部においては委員による政策討論を行い、活発な意見交換が行われ、委員間における課題に対する共通認識の醸成が図られました。政策討論会に御来場いただきました方々に、改めて心より感謝を申し上げます。 また、去る11月24日には、特定事件「行政経営について」のうち、期日前投票所について、平成29年2月14日付で行いました提言以降、これまで行ってきた改善や取組について審査を行いました。 質疑終結後、新たな期日前投票所の開設について、さらに審査を深める必要性があることから、今後も審査を継続することを確認しました。 以上で、総務経済常任委員長報告を終わります。(拍手する人あり)  -----------------------------健康福祉常任委員長報告 ○大石健一議長 次に、健康福祉常任委員長 石原 昂議員     〔5番(石原 昂議員)登壇〕(拍手する人あり) ◆5番(石原昂議員) 健康福祉常任委員長報告を申し上げます。 当委員会は、去る11月16日に委員会を開催いたしましたので、その概要について御報告いたします。 特定事件「地域福祉について」、今までの委員会審査を踏まえ、正副委員長で提言案を作成し、協議を行いました。各委員からは様々な意見が出され、今後の委員会で提言案をまとめてまいります。 以上で、健康福祉常任委員長報告を終わります。(拍手する人あり)  -----------------------------建設環境常任委員長報告 ○大石健一議長 次に、建設環境常任委員長 杉田忠彦議員     〔22番(杉田忠彦議員)登壇〕(拍手する人あり)
    ◆22番(杉田忠彦議員) 建設環境常任委員長報告を申し上げます。 当委員会は、去る11月15日、説明員として関係職員の出席を求め、特定事件「廃棄物の減量・資源の循環について」のうち、廃棄物の減量・資源の循環とごみ有料化についての審査を行いました。 初めに、説明員から、令和2年度から4年度の廃棄物減量等推進審議会に対しての諮問内容、令和2年度、3年度の答申内容及び4年度については現在までの審議状況について、また、担当部が令和2年度から現在まで取り組んできた内容について、それぞれ概要説明を受けました。 その後、質疑を求めたところ、さらなるごみ減量のため、生ごみの堆肥化、バイオマス資源化、集団資源回収の強化等の施策の推進についての質疑に、生ごみの堆肥化は試行的に取り組んでおります。バイオマス活用は情報収集をしております。集団資源回収は、当市の総ごみ量の1割を占めていて重要なので推進していきたい。令和3年度は438団体が実施しましたとの答弁でした。 ごみ有料化制度を実施した場合の方法や金額のシミュレーションをしているのかとの質疑に、ごみ有料化の実施となれば所沢市一般廃棄物処理基本計画を改定する必要があり、ごみ減量施策の1つとして検討している。また、先行自治体がどのくらいの金額で行っているのかという情報収集は行っているが、所沢市に当てはめた計算は行っていませんとの答弁でした。 市民はごみ有料化の検討をしていることを知らない人が多い。具体的なごみ量の減量数値を示して、達成できなければ有料化せざるを得ないという状況であることを広報すべきではないかとの質疑に、昨年の広報12月号で所沢市のごみ量や処理費用、減量・資源化についてのお知らせを載せたところです。ごみ有料化については政策決定がなされていないので、あくまでもごみ減量施策の1つとして検討を重ねている状況を御理解いただきたいとの答弁でした。 以上で質疑を終結し、審査を終了いたしました。 以上で、建設環境常任委員長報告を終わります。(拍手する人あり)  ----------------------------- △質疑 ○大石健一議長 それでは、ただいまの各常任委員長の報告に対し、質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○大石健一議長 質疑なしと認めます。  ----------------------------- △日程第9 △広聴広報委員長報告大石健一議長 次に、日程第9、広聴広報委員長報告を議題とします。 広聴広報委員長から閉会中の広聴広報活動について報告を行いたい旨の申出がありましたので、これを許します。 広聴広報委員長 浅野美恵子議員     〔31番(浅野美恵子議員)登壇〕 ◆31番(浅野美恵子議員) 広聴広報委員長報告を申し上げます。 令和4年9月定例会の審査内容に関する議会報告を11月16日水曜の午後7時から、19日の土曜は午後1時半から、全員協議会室においてそれぞれ開催しましたので、その概要について御報告いたします。 16日は25名の方に、19日は22名の方に御参加いただきました。両日とも、初めに各常任委員会と特別委員会、議会運営委員会からの報告とその審査内容に対する質疑応答を行いました。その後、参加された市民の方と議員が4つのグループに分かれて市政全般に関する意見交換を行い、議員からグループ発表を行い、終了となりました。参加された市民の方からいただいた御意見や御要望については、今後の議会活動の参考とするため、広聴広報委員会で整理を行い、議会報告会報告書と併せてその内容を公開してまいります。 次に、11月18日は県立所沢西高校において、高校生と広聴広報委員会で意見交換会「とこにしカフェ~所沢の未来をホンネで語ろう~」を開催いたしました。高校生と広聴広報委員会との意見交換会は、高校生に政治に関心を持ってもらい、議会を身近に感じてもらうとともに、議会として若い世代の声を聞き、市政に反映する契機とするため、7月19日に所沢高校で開催した「とこ高カフェ」に引き続き2回目となります。 当日は、所沢西高校3年生の政治経済の授業を選択している34名の生徒の皆様に御参加いただきました。初めに、議長から本市の紹介を行った後、高校生の視点から行政に対する要望書が提出されました。その後、生徒と委員が6グループに分かれ意見交換を行い、その後、その内容を高校生が発表しました。また、委員と担任の先生が、その後講評を行い終了となりました。 御参加いただいた方々に心より感謝を申し上げ、広聴広報委員長報告を終わります。(拍手する人あり)  ----------------------------- △次会の日程報告 ○大石健一議長 以上をもって、本日の日程は終わりました。 明3日から6日までは議案調査等のため本会議を休み、来る7日午前10時より本会議を開きます。  ----------------------------- △散会の宣告 ○大石健一議長 本日は、これにて散会します。 長時間、お疲れさまでした。午後3時27分散会  -----------------------------...